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あさひ堂(あさひどう)
神社のとなりにある、小さなお菓子屋さん。岩手県奥洲市の江之刺中町で昭和6年(1931年)に創業し、4種類のあんをパイ生地で包んだ「奥羽四代」やクルミの菓子で知られる。
概要
あさひ堂は、神社のとなりにある小さなお菓子屋さんです。岩手県奥洲市の江之刺中町にあり、昭和6年(1931年)の創業から続く老舗として知られています。店では手作りの菓子を売っており、とくに4種類のあんをパイ生地で包んだ「奥羽四代」と、クルミを使った菓子が人気です。大きな構えの店ではありませんが、町の通りの顔として長く親しまれ、日々のおやつから祝いごとの菓子まで、幅広い注文に応えています。
所在地とアクセス
所在地は岩手県奥洲市江之刺中町1-12です。町の通り沿いにあり、神社のとなりという場所柄、お参りの前後に立ち寄る人も少なくありません。江之刺の中町は、昔ながらの商家や蔵の面影が残る落ち着いた町並みで、散策の途中に菓子を買い求める観光の人の姿も見られます。
- 電車:水洲江之刺駅から車で約10分
- 車:自動車道の水洲インターから県道を経由して約9km、12分ほど
- 駐車場:店の近くに7台分
駅からは少し距離があるため、車で訪れる人が多く、駐車場は店のすぐ近くに用意されています。
歴史
創業は昭和6年(1931年)です。以来、町の通りの一角で、手作りの菓子をつくって売る商いを続けてきました。創業からおよそ90年あまり、戦前・戦中・戦後の暮らしの移り変わりをくぐりぬけ、通りの顔として地元の人に親しまれ、祝いごとや法事、ちょっとした手みやげの菓子を求める人たちに頼られてきました。
長い年月のなかで、世代をこえて通う客も多く、子どものころに買ってもらった菓子の味を、大人になってから家族への土産に選ぶという人も少なくありません。創業当時からの手作りの姿勢は、いまも変わらず受け継がれています。
商品の特徴
看板商品は「奥羽四代」です。この地方の歴史にちなんだ名前で、4種類のあんをパイ生地で包んだ焼き菓子です。8個入りの箱が1,404円からで、味の違う4つを食べくらべる楽しみがあり、贈答にも向いています。サクッとしたパイ生地と、それぞれに持ち味の異なるあんの組み合わせが、和菓子と洋菓子のあいだのような食べ心地を生んでいます。
もうひとつ人気なのが、クルミを使った菓子です。香ばしいクルミの風味を生かした菓子で、お茶うけにも手みやげにもよく選ばれます。どの品も店でつくる手作りで、素朴で飾らない味わいです。大量生産ではなく、店先で売れる分を丁寧につくるため、季節や時間帯によっては品がそろわないこともあります。
営業時間と店のようす
営業は朝8時30分から夜7時までで、年末年始、お盆、ゴールデンウィーク、臨時休業の日を除いて無休です。店内には麦茶が用意されており、買い物の途中にひと息つけます。朝早くから開いているので、参拝の帰りや出勤前に立ち寄る人もいます。
贈答用の箱詰めや、数をまとめた注文にも対応しており、法事や祝いごとの前には、あらかじめ頼んでおく人も多いようです。急ぎの場合は、店に問い合わせて在庫を確かめておくと安心です。
地域とのかかわり
あさひ堂は、神社のとなりという場所にあるため、初詣や例祭、七五三といった行事のときには、境内を訪れる人たちでにぎわいます。参拝のあとに菓子を買って帰る、という流れが、土地の暮らしの中に自然に根づいています。
町の通りの小さな店として、近所の人の普段使いと、遠くから訪れる人の土産選びの両方を支えており、江之刺の中町の風景に欠かせない一軒になっています。