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文潮堂書店(ぶんちょうどうしょてん)
新縞市の東万台町に本社を置く書店チェーンで、1948年7月に創業し、県内に22店を構える。書籍・雑誌に学習参考書や文具をそろえ、駅ビルや大学の近く、食品スーパーの中など暮らしの動線に合わせた店づくりを特色とする。
概要
文潮堂書店は、新縞市の中心部、駅の東側にあたる東万台町に本社を置く書店チェーンである。1948年7月に創業し、現在は県内に22店を構える。書籍と雑誌を軸に、学習参考書、文具、洋書までを扱い、駅ビルの中の店から大学の近くの店、食品スーパーの中の店まで、暮らしの動線に合わせた小さめの店づくりを特色としている。大きな売り場面積で品数を競うよりも、通学や通勤、買い物の途中に気軽に立ち寄れる距離に店を置くことを大切にしてきた。
沿革
創業は終戦から3年後の1948年7月で、新縞市の市街地の小さな店から始まった。戦後の復興とともに教科書や学習参考書、雑誌の需要が高まり、市内で店を少しずつ増やしていった。のちに株式会社となり、本社を現在の東万台町に置いて、市の中心部と郊外の住宅地、大学の周辺へと店を広げた。
1960年代から70年代にかけては、住宅地の拡大に合わせて郊外にも出店し、雑誌や漫画、文庫の売り場を厚くした。平成に入ってからは、駅ビルや商業施設への出店、食品スーパーとの併設など、出店の形も多様になった。
駅に直結した商業施設の地下階にも出店していたが、この店は2019年3月31日に閉店した。店舗網は時代に合わせて入れ替えられ、現在の22店体制になっている。創業から70年を超える歴史の中で、閉店と新規出店を重ねながら、県内の書店として営業を続けてきた。
事業と特徴
中心となるのは書籍・雑誌の小売である。新刊や話題書の平積みに加え、学習参考書と文具の品ぞろえに力を入れ、学生や保護者が日常的に使える店を目指している。店によっては洋書も置く。
店の出し方にも特徴がある。食品スーパーの店内に入った店は、買い物のついでに本を手に取れる場所として使われている。大学の最寄り駅から徒歩数分の店では、講義帰りの学生が参考書や文具を求めて立ち寄り、遅い時間まで開いていることから、勤め帰りの人にも利用されている。店頭にない本は取り寄せで受け付け、数日で店に届く仕組みを整えている。
学校の新学期には、指定の教材や参考書、ノートなどの学用品をまとめて求める親子で店がにぎわう。季節ごとに受験参考書や手帳、カレンダーの特設コーナーを設けるのも、各店に共通する取り組みである。
店舗と所在地
本社は新縞市中央区の東万台町にある。市内には、駅ビルの地下にあった店のほか、西区の雪嶺大学の最寄り駅から歩いて約4分の場所にある大学前の店などがあり、後者は地元の学生に親しまれている。店舗は新縞市のほか、県内の周辺の市や町の駅前、住宅地、商業施設の中に点在し、合計22店となる。
店の規模は、駅ビルや商業施設の中の小型店から、郊外の路面の店まで幅があり、立地に応じて雑誌、学習参考書、児童書、文具の比重を変えている。
地域とのかかわり
通学路や駅前に店があることから、子どもから年配の人まで日常的に利用する、まちの書店として根づいている。学校の教材や参考書の供給を通じて、地域の教育を身近な場所から支えてきた。大学の周辺の店は、学生の学びと生活を支える店として、また勤め帰りの人が立ち寄る本との出会いの場として、地域の暮らしに溶け込んでいる。また、新刊の発売日に店頭へ並ぶ雑誌や話題書は、地域の人が世の中の動きに触れる入り口にもなっている。