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雛宮神社(ひなみやじんじゃ)

別名: 雛宮さま、ひなの宮

青森県内の市の中心部、商店街のそばにある小さな神社。病厄除けの神として知られ、春先にはひな人形の展示が行われ、毎月の人形供養でも親しまれている。

概要

雛宮神社は、青森県内の青渚市の中心部にある小さな神社です。県庁や市役所に近く、商店街や地下駐車場の出入口のすぐそばにあり、買い物や仕事の合間に立ち寄る人が絶えません。病気や災いを除ける「病厄除」の神社として知られています。春先に行われるひな人形の展示と、毎月の人形供養を通じて、人形やこどもにまつわる祈りの場として地域に親しまれています。

所在地とアクセス

青渚市の中心街にあり、港や駅からも歩いて行ける距離です。目安は次のとおりです。

街なかにありながら境内は落ち着いており、車や人の行き交う通りから一歩入ると、空気が静かになります。

歴史と由緒

祭神は、この土地の開拓に力を尽くした地元の恩人と、小さな命を守り福をもたらす神の二柱です。もとは土地の守り神として祀られていました。江戸時代の天明4年(1784年)、全国が飢饉に見舞われ、疫病や災害が広がった年に、幕府から神具が届けられました。この出来事をきっかけに、病厄除けの神社としての信仰が広まりました。現在も、この祈りを掲げる神社は全国でここだけとされています。

見どころと特徴

境内には、水にちなんだお守りを並べた一角があります。古くから大切にされてきた桜の木もあり、春には花の下で足を止める人が多くなります。亡くなった人をしのぶ祖霊社も備え、神葬祭や海への散骨、墓への埋葬、水子供養などの相談にも応じています。ご利益は、病厄除のほか、安産、病気平癒、災難除け、霊的な障りの除去などです。授与品は、お守りや記念の守り、特別な御朱印、持ち歩けるサイズの御朱印帳などです。ひと月ごとに図柄の変わるクリアスタンプもあり、季節の和歌や歌がそえられています。

行事と利用

例祭、七五三、願いごとの祈願など、年を通じて行事が営まれます。春先の雛人形の展示は、三月のひなまつりに向けて社務所や境内に雛飾りを並べる催しで、季節の風物詩になっています。

もう一つの柱が人形供養です。毎月15日の午後4時から感謝祭を行い、15日が休務日のときは翌16日に営みます。ぬいぐるみ、日本人形、西洋人形、木彫りなど、大切にしてきた人形をお預かりし、御魂を慰めて感謝を捧げます。受付は社務所で毎日行い、時間は午前8時30分から午後4時30分まで、水曜は受け付けていません。初穂料は1件5,000円から、10体までで、10体ごとに1件分が加わります。雛人形と五月人形はそれぞれ1組として数えます。ガラスケースや棚などの付属品は、持ち主が処分することになっています。遠方の人などには郵送での申し込みも受けており、その場合は申込用紙に住所・氏名と感謝の言葉を書き、初穂料を現金書留で送ります。

周辺と地域とのかかわり

神社のまわりは、官公庁、商店、駐車場が集まる街の中心部です。通勤の人や買い物客が、手を合わせて仕事や用事に向かう姿が日常の景色になっています。ひなまつりの季節には、展示を見るために親子連れが訪れ、人形供養の日には、思い出の人形を抱えた人が社務所を訪ねます。派手な観光地ではありませんが、暮らしの節目に寄り添う小さな神社として、世代を超えて頼りにされています。