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星ヶ丘公園(ほしがおかこうえん)
住宅地の近くにある、広い芝生の広場と水のみ場をそなえた府営の広域公園。池を中心に散策路がめぐり、四季の花と、散歩や運動、行事の場として親しまれている。
概要
星ヶ丘公園は、大阪府内の住宅地の近くにある、府が管理する広域公園です。開設面積は約73ヘクタールと広く、公園の中心には周囲に散策路をめぐらせた大きな池があります。園内は市道によって南北に分かれ、南側には空が大きく開けた広い芝生の広場が、北側には木立の多い散策のための区域が広がります。園内の各所には水のみ場が置かれ、散歩や運動の途中に水を飲んだり、手を洗ったりできます。入園は無料で、朝から夕方まで多くの人が訪れます。
所在地とアクセス
大阪府内の住宅地に接して広がり、最寄りの鉄道駅からはバスで行くのが便利です。公園には常設の駐車場が2か所あり、花の盛りの時期や行事の日には臨時の駐車場も設けられます。徒歩や自転車で訪れる近所の人が多く、園内には管理事務所とパークセンターがあって、案内や問い合わせの窓口になっています。出入口は周囲の道に何か所もあり、住宅地の側からは歩いてそのまま園内へ入れます。
歴史
公園の中心となる池は、およそ1200年前に築かれたと伝わる古いため池です。江戸時代には田んぼを潤す灌漑用の溜め池として使われ、水の分け方をめぐる争いの記録が残るほど、地域の暮らしに欠かせない水源でした。その池のまわりが公園として整えられ、昭和54年(1979年)10月に開園しました。その後も花の園や広場が少しずつ加えられ、現在の姿になっています。池は約10ヘクタールの広さがあり、月が水面に映る景色は、地元で選ばれた八つの名所の一つに数えられてきました。
見どころと特徴
南側の芝生広場は、寝転んだり、ボール遊びをしたり、弁当を広げたりできる開放的な場所です。池のまわりには、水生植物を集めた花園があり、ハナショウブ園は約6,200平方メートルの広さで、初夏には色とりどりの花が咲きそろいます。春には桜、夏にはハスや睡蓮、秋には紅葉と、季節ごとに表情が変わります。池には水鳥が集まり、野鳥を観察しに来る人も少なくありません。散策路は一周すると数キロメートルほどになり、ゆっくり歩いても半日あれば回れます。
施設と利用
園内には、子どもが遊べる大型の遊具の広場、テニスコートや野球場などの運動施設、バーベキューのできる区域、野外の音楽堂などがあります。ジョギングのコースも整えられ、朝夕には走る人や犬を連れた散歩の人でにぎわいます。水のみ場やトイレ、ベンチ、東屋が随所に置かれているため、小さな子ども連れや年配の人も安心して過ごせます。広い芝生は、家族や友人どうしのピクニックや、犬と思い切り走る場所としても人気があります。
行事と四季
初夏のハナショウブの時期には、花の見ごろに合わせて観賞の催しが開かれ、遠方からの来園者も増えます。夏には池のほとりで夕涼みを楽しむ人が多く、秋には音楽堂や広場で市民向けの催しや運動会が行われます。冬は葉を落とした木立の間から遠くの空が広く見え、澄んだ空気の中での散歩に向いています。こうした行事や季節の移ろいが、年間を通して多くの人を園に呼んでいます。
周辺と地域とのかかわり
公園のまわりには住宅地が広がり、買い物や通学の途中に園内を通り抜ける人もいます。朝は体操やウォーキングをする人、昼は乳幼児連れの親子、夕方は学校帰りの子どもと、時間帯ごとに違う顔ぶれが集まります。地元の団体による清掃や花の手入れ、自然観察会なども行われ、古い池と緑を守り育てる活動が続いています。災害時には、広い芝生が一時的に避難する場としての役割も期待されています。