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沢見ヶ丘公園(さわみがおかこうえん)
秋嶺市の高台にある県営の広域公園。周囲に大きな街の明かりがなく見晴らしがよいため、夜は星がよく見える。スポーツ、散策、自然観察、青少年教育の五つの区域を備える。
概要
沢見ヶ丘公園は、秋田県の秋嶺市にある、高台の県営公園である。市内の空港を取り囲むように広がり、スポーツ、散策、休養、教育のための広域的なレクリエーションの場として使われている。都市計画上の区域は約580ヘクタール、そのうち中心となる園地は約130ヘクタールで、県内でも指折りの規模をもつ。周囲に大きな街の明かりがなく、高台で見晴らしがよいため、夜は星がよく見える場所としても知られる。
所在地とアクセス
秋嶺市の南東部、空港の周辺にある。空港や自動車道のインターチェンジからは車で5分ほど、秋嶺市の中心の駅からは車で30分ほどである。公共交通は本数が少なく、車で訪れる人が多い。園内には駐車場と便所、休憩所が各所に設けられており、広い園内を移動するために、区域ごとに駐車場を使い分ける人も少なくない。冬は雪が深いため、利用できる施設や園路は季節によって変わる。
歴史
公園は、空港が現在地へ移った昭和56年(1981年)以降、空港の騒音に配慮した緩衝の緑地として整備が始まった。平成2年(1990年)には人工芝の屋内ドーム「スカイドーム」が完成し、雪の多い冬でも運動ができる拠点になった。青少年教育の区域のフィールドアスレチックは1994年に開かれ、2024年に30周年を迎えた。平成19年(2007年)には全国規模のスポーツ大会の開会式と閉会式の会場になり、陸上競技とテニスの試合も園内で行われた。近年の年間利用者は、令和3年が約42.5万人、令和4年が約54.7万人、令和5年が約64.2万人と、年ごとに増えている。
見どころと施設
園内は、目的ごとに五つの区域に分かれている。
- スポーツ区域:陸上競技場と補助競技場、サッカー・ラグビー場2面、野球場、テニスコート、アーチェリー場、屋内ドームを備える。大会や合宿にも使われる。
- 自然観察区域:雑木林と湿地、草地が残り、野鳥や草花、昆虫を観察できる散策路がある。
- 青少年教育区域:フィールドアスレチックや野外活動の広場があり、学校の行事や家族連れの遊びに使われる。
- 休養・散策区域:芝生の広場や見晴らしのよい丘、ベンチがあり、のんびり歩くのに向く。
- 管理・サービス区域:管理棟や駐車場、案内所が置かれ、園内の案内や貸出しの窓口になっている。
星空と夜の利用
園の周囲には大きな街の明かりがなく、高台で空が開けているため、晴れた夜は天の川や秋の星座まではっきり見える。空港の周辺は夜間は人通りが少なく、望遠鏡を持ち込んで土星や月を眺めに来る人もいる。ただし夜の園内は街灯が少なく、冬は路面が凍るため、明かりと防寒の用意が欠かせない。星を見に来るときは、他の利用者や周囲の迷惑にならないよう、車のライトや懐中電灯の使い方にも気を配りたい。
行事と利用
春から秋にかけては、スポーツ大会や少年少女の競技会、野外活動の行事が数多く開かれる。秋には紅葉の散策、冬には雪を使った遊びや屋内ドームでの運動など、季節ごとの楽しみ方がある。入園は無料で、施設によっては予約や使用料が必要になる。
周辺
公園は空港に隣り合っており、飛行機の離着陸を遠くに眺められる場所もある。周囲には田畑や林が広がり、静かな環境が保たれている。市の中心部へは車で30分ほどで、買い物や食事は街なかに出る人が多い。