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湯の里温泉(ゆのさとおんせん)
長碕県の長碕市にある、露天風呂つきの日帰り温泉施設。市街地を見下ろす斜面に建ち、夜景を望む露天風呂と、広い大浴場、家族風呂、岩盤浴、食事処をそなえる。
概要
湯の里温泉は、長碕県内の長碕市にある、露天風呂つきの日帰り温泉施設です。宿泊はせず、入浴だけを目的に気軽に立ち寄れる施設で、市の中心部から車で行ける山の中腹に建っています。敷地の広さは西日本でも最大級といわれ、大浴場、露天風呂、家族風呂、岩盤浴、食事処、休憩室を一か所にまとめています。地元の人の普段づかいから、観光で訪れる人の湯あがりの休息まで、幅広く使われています。
所在地とアクセス
所在地は長碕市の岩海町で、市街地を見下ろす斜面の上です。路線バスの停留所からは歩いて数分ほどで、長碕駅からは無料の送迎バスも出ています。車で来る人のために、約300台が停められる駐車場があります。市街地から車で15分ほどの距離にありながら、坂をのぼるにつれて周囲は木々が増え、静かな山の雰囲気に変わります。
湯と浴場
湯はアルカリ性単純温泉で、泉温は30度台前半と低めです。浸透圧が低く、肌あたりのやわらかい湯として知られています。神経痛や冷え性、疲労回復などに向くとされています。泉温が低いため、浴槽ごとに加温して、ぬるめの湯と熱めの湯を使い分けています。
大浴場には、ふつうの湯船のほか、炭酸泉、ジェットバス、電気風呂、サウナなどの浴槽がそろいます。洗い場は約30席あり、混んでいる日でも順番を待ちにくい広さです。湯船のそばには足湯もあります。
露天風呂と夜景
この施設でいちばん知られているのは露天風呂です。湯船の先に、長碕の市街地が眼下に広がります。水面と街の景色がつながって見えることから、「インフィニティ風呂のようだ」と言われます。とくに夜は、街の灯りが一面に広がり、湯につかりながら夜景を楽しめます。昼は山並みや海のほうまで見渡せ、夕方から夜へ変わる時間帯に訪れる人も多くいます。露天は内湯よりぬるめで、長くつかっていられるため、景色を眺めながらゆっくり過ごす人が目立ちます。霧雨の日や冬の冷えた夜も、湯気ごしの景色が味わい深いと好まれます。
家族風呂・岩盤浴・食事
休憩室のついた家族風呂が全部で6室あり、予約して家族や友人どうしで貸し切りにできます。小さな子ども連れや、大浴場に入りにくい人にも使いやすい設備です。
大浴場とは別に、さまざまな種類の岩盤浴の部屋があり、汗をかいたあとは休憩室で横になれます。食事処では、地元の魚を使った定食や麺類、軽食を出しています。湯あがりには、売店で瓶入りの牛乳や飲み物を買って、休憩室でひと息つく人も多く、腰に手を当てて牛乳を飲む姿は、この種の施設らしい光景です。
利用のしかた
営業は朝から夜遅くまでで、仕事帰りや休日の夕方に訪れる人が多くなります。入口で料金を払い、脱衣所では番号つきのロッカーを使います。タオルや湯あがり着の貸し出しもあり、手ぶらで立ち寄れます。週末の夕方は混みやすく、のんびり入りたい人は平日の昼間や、朝の早い時間をえらびます。
地域とのかかわり
長碕市は坂の多い港町で、市街地の夜景が名物のひとつです。湯の里温泉は、その夜景を湯につかりながら眺められる場所として、地元の人にも観光客にも親しまれています。干潟や海辺のほうへ出かけた日の帰りに立ち寄る人もいて、遊びの締めくくりに湯で体をほぐすのが定番の過ごし方になっています。