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墨風会(ぼくふうかい)
米戸市内にある書道教室で、月に3回、土曜の夜に稽古があり、楷書と行書を中心に教えている。2007年に自宅の一室で始まり、子どもの習字・硬筆から大人の書道・ペン字までを受け持つ。
概要
墨風会(ぼくふうかい)は、米戸市内にある書道教室である。大人の部は月に3回、土曜の夜に稽古があり、楷書と行書を中心に教えている。主宰の講師が2007年に自宅の一室で始めた教室で、いまは年中の幼児から大人までが通う。子ども向けの「習字・硬筆」と、大人向けの「書道・ペン字」の二つの部がある。会場は自宅の教室のほかに、市内の地区公民館や駅に近い複合施設の講座室も使い、オンラインでの指導も行っている。古典の臨書を土台にして、日々の手書きの字と作品づくりの両方を身につけることを目標にしている。
沿革
2007年に、主宰者が米戸市上福野の自宅で、近所の子どもに習字と硬筆を教える教室として始めた。はじめは小学生が中心だったが、送り迎えに来た保護者から「大人も習いたい」という声があがり、一般の部を設けた。のちに、福原西地区の公民館で平日の午前の講座を開くようになった。また、中の海に近い複合施設「コムスクエア」で、月に1回のペン字・筆ペンの講座も始めた。仕事を持つ人が通いやすいように土曜の夜の稽古を整え、月3回の形になった。近年は、遠方へ引っ越した人や外出しにくい人のために、オンライン教室も設けている。
稽古の内容と特徴
大人の部では、楷書と行書の古典の臨書を中心に学ぶ。課題は、山陰地方の書道団体「山陰蘭渓書道会」が発行する月刊の教本『書苑』の漢字科・仮名科・条幅科と、全国規模の書道の公益財団法人が発行する教本『書の芸術』の漢字部・仮名部・条幅部・ペン字部から選ぶ。課題には、季節の言葉を行書で書くものも多い。稽古は、手本をもとに書いた作品に、講師が朱筆で直しを入れる形で進める。会員は、毎月の課題を教本の発行元へ出品して級や段を上げていく。希望すれば、条幅(半切などの大きな紙)の作品づくりや、筆ペン・ボールペンでの実用の字にも取り組める。道具は自分で持参するが、筆や半紙などを教室を通じて買うこともできる。
部と時間割・月謝
大人の書道・ペン字の部は、次の会場で開いている。
- 自宅の教室:土曜の夜(月3回)。そのほかは随時、相談に応じる
- 福原西地区の公民館:第2・第4火曜日と第1・第3水曜日の午前10時から11時30分まで
- 中の海に近い複合施設「コムスクエア」:第1木曜日(ペン字・筆ペン)
- オンライン教室
大人の月謝は3,000円で、教本代と道具代は別にかかる。子どもの習字・硬筆の部は年長から高校生までが対象で、自宅の教室で、土日祝日の午前8時30分から11時30分まで開いている。1枠は50分で、定員は5人。月謝は、月3〜4回の通いで3,000円、月1〜2回で2,000円。子どもの部では、二つの教本の学生版を使う。
地域とのかかわり
米戸市は、江戸時代の末に地元の書家が書の活動を広めて以来、明治・大正・昭和を通じて書が受け継がれてきた土地である。市の美術館では、地元の先人と今の書き手の作品を集めた書の展覧会が開かれ、地区の書道連盟や高校の書道部も協力している。墨風会の会員も、こうした地元の展覧会や教本の発行元の展覧会に作品を出し、日ごろの稽古の成果を発表している。公民館の講座には、退職後の学び直しや、のし袋・芳名帳の字を整えたい人が多く集まる。地区の住民どうしが顔を合わせる場にもなっている。
所在地
本拠の教室は、米戸市上福野の住宅地にある主宰者の自宅に置かれている。公民館の講座は、市内の福原西地区の公民館で開く。ペン字の講座は、中の海に近い市の中心部の複合施設で開いている。入会や見学の申し込みは電話やウェブで受け付けており、体験の稽古もできる。