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白蓮池公園(びゃくれんいけこうえん)
静岡県藤坂市のほぼ中央にある、池のまわりに散歩道が巡る総合公園。桜・藤・花菖蒲など四季の花と、日本庭園や野外音楽堂を備え、市民の散歩や憩いの場として親しまれている。
概要
白蓮池公園は、静岡県藤坂市のほぼ中央にある総合公園です。池のまわりに散歩道があり、近所の人が日々の散歩や休憩に訪れる、暮らしに身近な公園として親しまれています。「花・水・鳥・笑顔」をテーマに掲げ、四季を通じて多くの市民が集まります。面積は約30haで、昭和60年に公園として開園しました。市の中心部にありながら、池と木々の広がりが静かな景色をつくっています。
所在地とアクセス
公園は藤坂市の中心市街地に近く、市の駅から路線バスで行くことができます。園内と周辺には約300台分の駐車場が整えられており、春の花の時期や行事の日には車で訪れる人も多くなります。池の周囲をぐるりと回る園路は約1.5kmで、ゆっくり歩いて30分ほどです。園路は平らで幅があり、ベビーカーや車いすの人、犬を連れた人も安心して歩けます。入園は無料で、朝早くから夕方まで、ジョギングや体操をする人の姿が絶えません。
歴史
白蓮池は、江戸時代の初めに、湿地だった場所を利用して、周辺の村々の農業用ため池としてつくられました。池の名は、近くにあった寺の名にちなんで呼ばれるようになり、明治時代以降に現在の表記が定着したと伝えられます。農業用水を支えた池は、のちに市民の憩いの場として整備され、昭和60年に公園として開園しました。園内には古墳群の跡もあり、この土地が古くから人の暮らしの場であったことを物語っています。開園後も、花木の植栽や園路、広場の整備が少しずつ進められ、現在の姿になりました。
見どころと特徴
池の周囲には、約1,300本の桜と約300本の梅が植えられ、春は花見の人でにぎわいます。藤は市の花とされ、園内には約250本が植えられて、藤棚の全長は約500mに及びます。夏には池に蓮の花が浮かび、6月には約1,500株の花菖蒲が咲く花菖蒲園も見ごろを迎えます。秋には木々が色づき、冬には池に水鳥が集まって、季節ごとに違う表情を見せます。
園内には、日本庭園、野外音楽堂(客席は約150席)、子ども広場、貸しボートのほか、3本の大きなすべり台があります。池には鯉や亀、鴨や白鳥などがすみ、水辺を歩きながら生きものを観察できます。池に張り出した橋や東屋からは、水面に映る木々や花を眺められ、写真を撮る人も多い場所です。
行事と利用
春の桜の時期には、夜桜を楽しめるよう園内にぼんぼりが灯され、露店も並んでにぎわいます。藤の季節や花菖蒲の季節にも、市民団体や観光協会による催しが開かれ、野外音楽堂では演奏会や発表会が行われます。ふだんは、早朝の散歩やラジオ体操、昼の休憩、放課後の遊び、休日の家族連れのピクニックなど、年齢を問わず幅広く使われています。学校の写生会や遠足の行き先にもなり、地域の子どもたちにとって身近な場所です。
周辺
公園の周辺には、住宅地や学校、小さな商店が広がり、散歩の途中に立ち寄れる店もあります。市の中心部へも近く、買い物や通勤の合間に、池のほとりで一息つく人も少なくありません。池を一周する散歩道は、地域の人にとって日常の一部となっており、時間帯や季節によって、まったく違う景色を楽しめる公園として、これからも暮らしに寄り添っています。