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茶房ほのか(ちゃぼうほのか)

別名: ほのか

高枡市の駅の裏にある、茶葉を量り売りしている紅茶専門店。世界各地の茶葉を十種類以上そろえ、奥の席で一杯ずつ味わうこともできる。

概要

茶房ほのかは、香川県高枡市の駅の裏にある紅茶専門店です。世界各地から取り寄せた茶葉を十種類以上そろえ、缶に入れた茶葉を客の注文に合わせて量って売る「量り売り」を続けています。奥にはカフェの席もあり、買い物のついでに一杯飲んでいく人も、茶葉だけを買って帰る人もいます。

所在地とアクセス

駅の改札を出て、線路の裏手へ回る道を歩いて5分ほどのところにあります。表通りのにぎわいから少し離れた静かな一角で、道に面した窓から店内の明かりが見えます。店の前には自転車を置けるすき間があり、近所の人は歩きか自転車で訪れます。車で来る人は、近くのコインパーキングを使います。

開店のいきさつ

店は2022年9月に開店しました。もともと紅茶好きの店主が、スーパーでは選べる種類が限られること、茶葉を少しだけ試して買える場所が近くにないことから、量り売りを中心にした店を思い立ったといいます。ティーバッグではなく茶葉から淹れる楽しさを、日常のものにしたいという考えが店の土台になっています。開店から数年のあいだに、駅を使う通勤や通学の人、近所の主婦や年配の人など、少しずつ常連の輪が広がりました。

茶葉と量り売り

茶葉はインド、スリランカ、中国、ケニアなどの産地のものが中心で、アッサムやダージリン、ウバ、キームンといった定番から、季節ごとの新しい茶葉までが缶に収まって並びます。注文を受けると、店の人が匙で茶葉をすくってはかりにのせ、必要な分だけを袋に詰めます。50gほどの少量から買えるので、初めての茶葉も気軽に試せます。袋には茶葉の名前と産地、淹れ方の目安を書いた札を添えます。茶葉の入れ方や湯の温度、蒸らす時間といった淹れ方の相談にも応じ、ミルクティー向きの茶葉や、薄めに淹れて夜に飲む茶葉の選び方も教えてくれます。店主はその年の茶葉の出来について、買う人に一言ずつ伝えるのを習慣にしています。

淹れ方の目安

店でよく伝えられる淹れ方は、ポットにたっぷり淹れる場合、茶葉を大さじで山盛り二杯ほど入れ、沸きたての湯を注いでふたをし、3分ほど蒸らすというものです。そのあとポットにカバーをかぶせて冷めないようにします。時計を見ないと蒸らしすぎて渋くなりやすいため、タイマーの利用をすすめています。アッサムのようにミルクティーにする茶葉は、やや多めの量で濃く出すのがこつとされます。

喫茶の席とメニュー

店内は総席数が約20席で、カウンター席もあります。天井の低い落ち着いた空間で、ポットに入れた紅茶を砂時計とともに出します。ミルクティー、ストレートティー、季節のフルーツを使った紅茶に加え、スコーンやケーキといった軽いお菓子も用意しています。量り売りの茶葉と同じものを飲めるので、気に入った一杯をそのまま買って帰ることもできます。

営業と利用

営業は昼前から夕方までを中心にしており、休みの日は店先の札で知らせます。贈り物用に茶葉を小分けにして詰めてもらう人も多く、季節の贈答の時期には注文が増えます。缶やポット、茶こしといった小さな道具も少しだけ置いています。

地域とのかかわり

駅の裏という場所柄、電車を待つあいだに立ち寄る人や、仕事帰りに茶葉を買って帰る人が多く、まちの暮らしに近い店として知られています。近隣の飲食店や菓子店とのつながりもあり、紅茶に合うお菓子を教え合うなど、小さな店どうしの交流が続いています。

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