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銚浦中央病院(ちょうらちゅうおうびょういん)
銚浦市内にある総合病院。約900床と30あまりの診療科をもつ自治体立の大きな病院で、救命救急センターと災害拠点病院を担い、市と周辺地域の医療の中心になっている。
概要
銚浦中央病院は、千葉県の東の端にある銚浦市の総合病院です。一般病床を中心に、精神や感染症の病床も合わせて約900床をもつ大きな病院で、診療科は30あまりあります。地方独立行政法人が運営する自治体立の病院で、軽い病気やけがから命にかかわる重い症状まで、一次から三次までの救急に対応しています。
県の東部から大きな川の下流域にかけての広い地域で、中心となる病院として知られています。職員は医師、看護師、薬剤師、技師、事務を合わせて千人をこえ、市内でも有数の大きな職場のひとつです。
所在地とアクセス
病院は銚浦市の市街地に近い一角にあり、外来棟、病棟、救急棟などが同じ敷地に並んでいます。電車とバスで来る人が多く、最寄りの駅からは路線バスで通院できます。敷地には広い駐車場も整えられ、車で訪れる人や付き添いの家族にも使いやすくなっています。
漁港や岬の灯台があるまちの人にとって、ふだんの通院から夜間の救急までを受け止める身近な病院です。風の強い土地柄、冬の季節には転倒によるけがや、海辺の仕事に伴うけがの患者も多く訪れます。
沿革
病院は昭和20年代の半ばに、地域の国民健康保険の事業として始まりました。当初は小さな病院でしたが、人口の増加と医療の需要にあわせて、診療科と病床を少しずつ増やしてきました。
昭和の終わり近くには、若い医師を育てる臨床研修の指定病院になりました。その後、救命救急センターを設け、災害時に中心となる災害拠点病院の指定も受けました。平成の半ばには運営の形を見直し、地方独立行政法人へ移っています。
近年は、老朽化した病棟の建て替えや、手術室・集中治療室の拡充を段階的に進めており、新しい設備を取り入れながら、地域の求める医療の水準を保つ努力が続けられています。
診療と設備
内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科、脳神経外科、循環器科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、精神科など、幅広い診療科をそなえます。救命救急センターでは、24時間体制で重い症状の患者を受け入れます。
がんの治療、周産期の医療、透析、リハビリテーションにも力を入れています。ヘリコプターで患者を運ぶための発着場も備え、遠い地域や海上で起きた事故の患者を速やかに受け入れられるようにしています。画像診断の機器や手術室も新しい機器へ順に更新され、検査から入院、手術、退院後のリハビリまでを一つの病院で続けて受けられます。
地域とのかかわり
病院は、市内の診療所や薬局、介護の事業所と連携し、症状が落ち着いた患者を地域のかかりつけ医へつなぐ仕組みを整えています。地域の医療機関から紹介された患者を受け入れる紹介型の外来を中心に、地域全体で医療を分かち合う役割を担っています。
災害時には、受け入れ訓練を市や消防と合同で行い、地震や津波、台風などに備えています。また、市民向けの健康講座や公開講座を開き、生活習慣病の予防や救急の呼び方、応急手当の方法を伝えています。
教育と人材育成
臨床研修の病院として、毎年多くの研修医を受け入れ、若い医師が内科や外科、救急などの診療を幅広く学べる体制をとっています。看護学生や薬学生、各種の医療技術者の実習も受け入れ、地域の医療を担う人材を育てています。
利用のあんない
外来の受付は平日の午前を中心に行われ、予約のある人はあらかじめ決められた時間に診察を受けます。急な病気やけがの場合は、休日や夜間も救急外来で診察を受けられます。入院の患者には、看護師や医療相談の担当者が、退院後の暮らしや介護の相談にも応じています。