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笛岡みなみ会計事務所(ふえおかみなみかいけいじむしょ)
笛岡市内にある、税理士1人と職員6人の小さな会計事務所。個人事業主や中小企業、果樹農家などの税務・会計、相続の相談を、顔の見える距離で支えている。
概要
笛岡みなみ会計事務所は、山梨県の笛岡市にある小さな会計事務所である。所長の税理士1人と職員6人の計7人で運営しており、市内を中心に、個人事業主や中小企業、農家、個人の資産家などの税務・会計を支えている。大きな組織ではないぶん、担当者と顧客の距離が近く、「初めて税理士に相談する人」にも入りやすい事務所を目指している。顧問先との付き合いは長く続くことが多く、代替わりの際には子の世代の相談を受けることも少なくない。
沿革
事務所は、所長の税理士が独立して市内に構えたのが始まりである。その後、顧問先の増加にあわせて職員を少しずつ増やし、現在の7人体制となった。開業当初は紙の帳簿と電卓が中心だったが、会計ソフトの普及やクラウド会計の登場にあわせて業務の進め方を見直し、顧客の経理のデジタル化を支援する事務所へと変わってきた。電子申告が一般的になってからは、申告書の提出もほぼ電子で行っている。
事業内容
主な業務は次のとおりである。
- 記帳と決算: 日々の取引の入力、月次の試算表の作成、年度末の決算と法人税の申告。
- 個人の申告: 個人事業主の確定申告、会社員の医療費控除や住宅ローン控除などの申告、年末調整の支援。
- 相続・贈与: 相続税の申告、生前の贈与についての相談、不動産の譲渡に関する税金の試算。
- 経営の支援: 創業時の届出、資金繰りや融資の相談、会計ソフトの選び方や導入の手伝い。
果樹農家や小さな店など、季節によって収入の波が大きい顧客も多く、収穫期や繁忙期の前後に打ち合わせを入れるなど、仕事の流れに合わせた対応をしている。
特徴
- 他の専門家との連携: 司法書士、社会保険労務士、行政書士などと連絡を取り合い、相続登記や従業員の雇用、許認可の手続きまで、窓口を一つにして相談できるようにしている。
- 担当制: 顧問先ごとに担当の職員を決め、所長が決算や申告の内容を最終的に確認する二重の体制をとっている。
- わかりやすい説明: 専門用語をできるだけ使わず、数字の意味や税額の理由を、毎月の訪問や面談で顧客に伝えることを大切にしている。
- 資格取得への支援: 職員が簿記や税理士試験の科目に挑戦できるよう、勉強の時間を確保する働き方をとっている。
所在地と体制
事務所は笛岡市の市街地にあり、顧問先を訪ねて回る業務と、事務所での面談・書類作成を組み合わせている。税理士1人と職員6人のうち、職員は記帳・決算を担当する者と、相続や資産税を専門に扱う者などに分かれ、繁忙期には全員で申告書の作成を分担する。確定申告の時期には、予約制の相談日を設けて、混雑を避けられるようにしている。
年間の仕事の流れ
1月は年末調整と法定調書の提出、給与支払報告書の作成に追われ、2月から3月中旬にかけては個人の確定申告が最も忙しくなる。3月から5月は3月決算の法人の申告が重なり、その後は夏の中間申告や、秋の年末調整の準備、冬の節税相談へと続く。このように一年を通して仕事の山が移っていくため、職員どうしで予定を共有し、特定の人に負担が偏らないよう調整している。
地域とのかかわり
盆地でぶどうや桃を育てる農家が多い地域であることから、農業所得の計算や、収穫物の出荷にかかわる経理の相談が多い。商店街の小さな店や、職人の個人事業、開業したばかりの会社の相談にも応じ、地域の商工団体が開く勉強会で、帳簿のつけ方や消費税の仕組みについて話すこともある。地域の経済を数字の面から支える、身近な相談先として、市内の事業者から頼られている。