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花水木体育館(はなみずきたいいくかん)

別名: 花水木の体育館、花水木体育館、花水木市民体育館

桑野市の住宅地に近い、天井の高い市営の体育館。大きなアリーナと小体育室を備え、スポーツ団体の練習のほか、合唱団の合宿練習などにも借りられている。

概要

花水木体育館は、三重県北部の桑野市にある市営の体育館である。バスケットボールコート2面がとれる大きなアリーナと、卓球や体操に使える小体育室を備え、市民のスポーツ団体が日常の練習に使っている。天井が高く、声や音がよく響く造りのため、スポーツ以外に、合唱団や吹奏楽団が練習の場として借りることもある。

所在地とアクセス

体育館は、桑野市の住宅地と田んぼの境にあたる場所に建っている。最寄りの駅からは車で10分ほどで、敷地には80台ほどが停められる無料の駐車場がある。自転車で来る人も多く、屋根つきの駐輪場が入口の脇にある。周辺には旅館や民宿が点在し、遠方から来る団体が、宿泊と練習を近い距離で組み合わせやすい。

建物と設備

鉄骨造の2階建てで、アリーナの広さは約1,000平方メートル、天井の高さは12m前後である。2階には、およそ400席の観覧席と、ランニングができる回廊がある。ほかに更衣室とシャワー室、器具庫、会議室が1つあり、会議室は大会の本部や、練習の合間の打ち合わせに使われる。

アリーナには、床暖房はなく、冬は石油ストーブと大型のジェットヒーターで暖める。夏は窓と扉を開けて風を通すが、湿気の多い日は蒸し暑くなりやすい。床は木のフローリングで、足音が硬く響く。壁にはステージがあり、緞帳を下ろして簡単な発表会を開くこともできる。

利用のしかた

利用は市の施設予約の仕組みで受け付け、使用料は1時間あたりの単価で決まる。団体で使う場合は、市内に住む人が半数以上いることなどの条件で、減免の取り扱いがある。開館は朝9時から夜9時までで、月に一度、設備点検のための休館日がある。

週末には、市内の大会や、近隣の市との交流試合も開かれる。

合唱団の合宿での利用

冬には、遠方の合唱団が二泊三日ほどの合宿で借りることがある。アリーナは高い天井のおかげで、低い音の上に重なる和音がよく響き、人数が15人ほどの小さな団体でも、通し稽古に向いている。一方で、朝のアリーナは気温が氷点下近くまで下がることもあり、団員は厚着をし、床の冷たさをしのぐために靴下を重ねてはく。ストーブを焚いて、声を出しているうちに体があたたまってくる。

夏の夜の練習では、霧雨の日などに、窓を開けても風が通りにくく、蒸す。地元の合唱団は、週に一度、夜にここで練習を重ね、演奏会の前には、通しを繰り返す。春と秋の本番前は、二週間ほど前から利用の予約が集中する。

周辺

体育館のそばには、小さな公園と、ハナミズキの並木が続く道がある。春には白とうす紅の花が咲き、施設の名前の由来にもなっている。練習の帰りには、近くの食堂やコンビニに立ち寄る人が多い。また、災害時には、地域の指定避難所にもなっており、市の防災訓練が行われることもある。

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