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ひばり坂公園(ひばりざかこうえん)
鯖野市の住宅地にある、ベンチと小さな広場を備えた市立の街区公園。入園は無料で、犬の散歩をする人が多い。
概要
ひばり坂公園は、福井県の鯖野市(鯖野市)の住宅地にある、市立の小さな街区公園である。ベンチと小さな広場を中心にした公園で、入園は無料。時間を決めずに立ち寄れる。街区公園とは、近所に住む人が歩いて使うことを前提にした、いちばん身近な種類の都市公園で、利用する人が暮らす範囲はおおむね半径250メートルほどとされる。この公園もその範囲に住む人たちが、日々の散歩や休憩に使っている。犬の散歩をする人が多いことでも知られる。
所在地とアクセス
公園は、緩やかな坂が続く住宅地の一角にある。名前の「ひばり坂」は、公園の脇を通る坂道にちなむとされる。最寄りの駅からは歩くと15分ほどかかり、地元の人が歩いて来る場所である。専用の駐車場はなく、近くの道は幅が狭いため、車で訪れる人はほとんどいない。バスで来る場合は、坂の下の停留所で降りて、坂を5分ほど上る。自転車で来る人は、入口脇の空きに止めることが多い。
設備と特徴
面積はおよそ2,500平方メートルで、街区公園の標準的な広さにあたる。園内は大きく三つに分かれている。入口に近い側にベンチが数脚並び、中ほどに土のままの小さな広場がある。奥には桜やケヤキなどの木が数本あり、夏は木陰ができる。そのほか、水飲み場と、外灯、ごみ箱が備わっている。大きな遊具は少なく、子どもが走り回れる広さをそのまま残しているのが特徴である。北陸の気候に合わせ、冬は雪が積もっても広場が見渡せるよう、植え込みは低く抑えられている。外灯は夕方に点き、暗くなってからの犬の散歩でも足もとが見える。
歴史
公園は、坂の上の住宅地が造成された際、開発に合わせて市に引き渡された土地を整えて開設された。当初は広場とベンチだけの簡素なつくりで、その後に水飲み場や外灯が加えられ、木々も育って現在のような落ち着いた姿になった。ベンチや外灯は傷んだものから順に市が取り替えており、広場の土も、雨で窪んだところを何度か均している。大きな改修をせず、少しずつ手を入れながら使われてきた公園である。
利用のようす
朝と夕方は、犬を連れた人が最も多い時間帯である。ベンチの前で足を止める犬も多く、飼い主同士が顔を合わせて立ち話をする場になっている。昼間は、近所の高齢の人がベンチで休み、幼い子どもを連れた親が広場で遊ばせる。放課後には、小学生が広場でボール遊びや鬼ごっこをする姿も見られる。春は桜の下で花見をする人がいて、秋は落ち葉が広場に積もり、近所の人が掃除に集まる。冬は雪かきをした跡の広場が、雪遊びの場になる。
管理と決まりごと
公園は市が管理し、草刈りや清掃は定期的に行われる。犬の散歩では、ふんは持ち帰ること、リードをつけることが呼びかけられている。ごみ箱は家庭ごみの持ち込みを防ぐため、数が限られている。地区の自治会も、落ち葉の掃除や草取りに協力しており、住民が自分たちの公園として気にかけている。
周辺
公園のまわりは戸建ての住宅が中心で、坂の下には小さな商店や、通学路になっている道がある。静かな住宅地であるため、夜間は人通りが少なく、大きな音を出す遊びは控えるよう言われている。散歩の途中に立ち寄って一息つき、また坂を下りていく。そうした日々の使われ方が、この公園の姿をつくっている。