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ひだまり訪問看護ステーション(ひだまりほうもんかんごすてーしょん)

別名: ひだまり訪問看護、ひだまりステーション

総賀市内にある、看護師7人ほどの小さな訪問看護事業所。医師の指示にもとづき、介護保険・医療保険で利用者の自宅を訪ねて看護やリハビリを行う。

概要

ひだまり訪問看護ステーションは、岡山県の総賀市内にある、看護師7人ほどの小さな訪問看護事業所である。病気や障害があっても、住み慣れた自宅で暮らし続けたいという人のもとへ看護師が訪問し、医師の指示にもとづいて看護やリハビリを行う。運営は民間の会社が担っている。事務所は住宅地に近い場所の建物の一室にあり、利用者の自宅へは車や自転車で回る。

沿革

事業所は平成27年12月にサービスを始めた。市内にはそれ以前から病院や診療所が運営する訪問看護ステーションが何か所かあり、平成8年ごろから順に開設されてきた。そのなかでひだまり訪問看護ステーションは、比較的あとに加わった民間の事業所にあたる。開設当初は少人数で始め、利用者の増加にあわせて看護師を増やし、現在の7人ほどの体制になった。事業所の名前には、日だまりのようにあたたかく、安心して過ごせる暮らしを支えたいという思いが込められている。

事業と特徴

主な事業は、介護保険と医療保険による訪問看護である。年齢や病状によってどちらの保険が使われるかが決まり、ケアマネジャーや主治医と連絡をとりながら計画を立てる。

訪問での内容は次のようなものである。

電話での相談に応じる体制をとり、夜間や休日に容体が変わったときも、必要に応じて看護師が駆けつける。1回の訪問は30分から60分ほどが目安で、利用者ごとに担当の看護師を決め、顔なじみの関係を大切にしている。担当が休みの日には、他の看護師が記録を共有して代わりに訪問し、ケアが途切れないようにしている。

利用の流れ

利用を希望する人は、まず主治医やケアマネジャー、病院の地域連携の窓口、または事業所へ直接相談する。主治医が訪問看護指示書を出し、事業所の看護師が自宅を訪ねて、生活の様子や困りごとを聞き取り、訪問看護計画を作る。利用者や家族の同意を得たうえで、週1回から数回など、必要に応じた頻度でサービスが始まる。介護保険では要介護・要支援の認定を受けた人が、医療保険では難病や末期のがん、状態が不安定な人などが対象となり、自己負担は保険の種類と所得に応じて決まる。

体制と職員

職員の中心は看護師7人である。経験の長い看護師が管理者を務め、病院での勤務を経て在宅の看護に移った人が多い。月に何度かカンファレンスを開き、利用者の状態や対応の方針を話し合って、新しい職員の指導にも役立てている。訪問は午前と午後に分けて回り、移動の時間も考えて地区ごとに担当をまとめている。緊急時の連絡を受ける当番は、職員が交代で受け持つ。

地域とのかかわり

総賀市では高齢化が進み、自宅で療養や介護を続ける人が増えている。ひだまり訪問看護ステーションは、地域の病院や診療所、薬局、介護事業所、地域包括支援センターと連携し、退院から在宅での暮らしへの移り変わりを支えている。家族の介護の負担を軽くするための相談にも応じ、ときには介護のこつや、急に熱が出たときの対応などを伝えることもある。住み慣れた町で、最期まで自分らしく過ごしたいという願いに寄り添うことを、事業所の役割としている。