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東松野みどり信用金庫(ひがしまつのみどりしんようきんこ)
1951年に信用組合として創立し、のちに信用金庫へ改組した、東松野市の地域金融機関。市内と近隣に支店を12ほど持ち、預金・融資・為替を中心に、中小企業と個人の暮らしを支えている。
概要
東松野みどり信用金庫は、東松野市に本店を置く協同組織の金融機関です。1951年の創業以来、市内と近隣の地域を営業の区域として、預金、融資、為替(振込・送金)といった基本的な金融サービスを提供してきました。支店は市内と近隣をあわせて12ほどあり、営業区域内に住む人や働く人、小さな事業所が会員となって利用する仕組みです。株式会社の銀行とは違い、集めた預金を主に地元の中小企業や個人への融資に回すことで、地域の中でお金が循環することを大切にしています。
沿革
1951年7月に、地域の商店主や農家、小さな工場の経営者らが資金を融通し合う場として、信用組合の形で創立されました。翌1952年8月には信用金庫法にもとづく信用金庫へ改組し、現在の事業の土台が整いました。その後は、市の人口の増加と住宅地の広がりにあわせて、駅の周辺や国道沿いに店舗を少しずつ増やしていきました。
2000年代に入るとデジタル化にも取り組み、2005年にインターネットバンキングを導入しました。2021年にはスマートフォン向けのバンキングアプリを始め、残高や入出金の照会、振込などを窓口に出向かなくても済ませられるようにしています。
事業と特徴
主な業務は、普通預金・定期預金・積立などの預金、事業資金や住宅ローン、教育ローンなどの融資、国内の振込や送金を行う為替です。法人向けには、運転資金や設備資金の融資に加え、取引先の経営課題を聞き取って解決を手伝う「本業支援」に力を入れています。販路の開拓、事業の引き継ぎ、補助金の申請の相談など、融資の枠を超えた支えが特徴です。
個人向けには、年金の受け取りや給与振込の口座、住宅購入のための相談窓口を設けています。窓口では、顔なじみの職員が時間をかけて話を聞くことを重んじ、高齢の利用者には取引の手順を丁寧に説明しています。
店舗と営業区域
営業区域は、東松野市とその周辺の埼玉県内の市町が中心で、一部は隣り合う東京都多摩地域にもおよびます。店舗は市内の駅前や住宅地に置かれ、本店は市の中心部にあります。企業向けの融資を広げるため、県都の方面にも拠点を出して、工場や卸売業、いちご農家のような地元の産業を持つ事業者を支えています。
地域とのかかわり
東松野市や近隣の市との間で、地域の振興を進める協定を結び、住宅ローンを通じた定住の促進にも協力しています。商工会議所や商工会とは産業振興の協定を結び、創業の相談会や商談会を一緒に開いています。市内の大学とは産学連携の協力関係があり、学生の研究発表や地域課題の調査を後押ししてきました。
また、地元のスポーツや文化への支援も続けています。埼玉の球団のスポンサーを務めるほか、市内の大学の運動部の活動にも協賛し、大会に出る選手のユニフォームを贈ることもあります。
関連する話題
いちごの産地として知られる東松野市の農業や、駅周辺の商店街の営みは、信用金庫の融資先として切り離せない存在です。地域の小さな事業者と暮らしの資金を結ぶ存在として、住民には「みどり信金」の名で親しまれています。