生活環境データベース » place
ほりうち動物クリニック(ほりうちどうぶつくりにっく)
吹原市の住宅地にある、犬と猫を中心に診る小さな動物病院。予防医療と歯科に力を入れ、午前と夕方の二部制で、日曜も開いている。
概要
ほりうち動物クリニックは、大阪府北部の吹原市(吹原市)の住宅地にある、小さな動物病院である。診ているのは主に犬と猫で、ワクチンやフィラリアなどの予防、日々の健康相談、けがや病気の診察と治療を行う。大きな設備を並べる病院ではなく、獣医師と少数のスタッフが、飼い主と動物の顔を覚えて続けて診る、町のかかりつけの病院として使われている。院内には診察室、処置室、簡単な手術室、入院用のケージが置かれ、レントゲンや血液検査の機器など、日常の診療に必要な設備はひととおりそろえている。
所在地とアクセス
所在地は吹原市内の住宅地で、周囲は戸建てと集合住宅が混ざる。吹原市は北に丘陵のニュータウン、南に川沿いの平地が広がる市で、この病院は人の暮らしが密に重なる地区に建っている。近所の飼い主は徒歩や自転車で通い、少し離れた地区からは車で来る人もいる。待合室は狭く、混む時間には外で順番を待つ人もいる。敷地には数台分の駐車スペースがあるが、混み合う夕方は台数に限りがあるため、近所の人は歩いて来るよう勧められている。
診療時間と休診日
診療は午前と夕方の二部制で、午前は9時から12時まで、夕方は16時30分から19時30分まで受け付ける。13時から16時のあいだは、手術や往診の時間にあてており、通常の診察は行わない。休診日は木曜日で、日曜日も開いている。勤め人が仕事の前後に寄りやすいよう、夕方の枠を遅めにとっている。急患は電話で受け付け、診療時間外でも、症状によっては先に連絡を入れれば対応を相談できる。
診療の内容と特徴
特色は、予防医療と歯科治療に力を入れていることである。子犬や子猫の混合ワクチン、犬の狂犬病予防、フィラリアやノミ・ダニの予防を、年間の流れに沿って案内する。歯科では、歯石の除去や歯周病の相談を行い、口の中の健康が全身の病気を減らすという考えで、飼い主に歯みがきの練習も勧める。
下痢や嘔吐のような日常の不調では、聴診や触診、便の検査をしたうえで、整腸剤や食事の指導から始め、まず様子を見ることが多い。診察が短く済むことも少なくないが、動物には人のような健康保険の仕組みがなく、診察料や薬代は全額が飼い主の負担になる。そのため、診察が数分で終わっても、会計が数千円になることがある。民間のペット保険の案内も、希望する飼い主に渡している。薬を嫌がる猫には、粉薬を水で溶いて口に含ませる方法や、フードに混ぜる工夫を教え、家での世話の相談にも乗っている。
予防の年間の流れ
春は、犬の狂犬病予防注射と、フィラリア予防薬の開始の時期にあたる。フィラリアは蚊が運ぶ寄生虫の病気で、蚊が出る季節に月に一度の薬を飲ませて防ぐため、飲み始める前に血液検査で感染がないかを確かめる。夏から秋は、ノミやダニの予防と、暑さによる体調不良の相談が増える。冬は、高齢の犬や猫の関節や腎臓の健診を勧めている。子犬や子猫を迎えた家庭には、最初の数か月に二、三回のワクチンの予定を伝え、去勢や避妊の時期も合わせて相談する。
地域とのかかわり
近くで拾われた子猫や、庭に来る猫を連れて相談に来る人も多く、保護された猫の健康診断やワクチンを受けつけている。飼い主の高齢化が進むなかで、世話のしかたや、最期の迎え方についての相談にも応じる。同じ市内の住宅地に暮らす人にとっては、予約なしでも立ち寄れる身近な窓口であり、動物を通じて近所の人同士が顔を合わせる場にもなっている。