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上嶺中央病院(かみねちゅうおうびょういん)
上嶺市にある病床約380床の総合病院で、市と周辺地域の中核を担う。内科・外科・整形外科・救急・透析などを備え、急性期医療と地域の医療機関との連携に力を入れている。
| 所在地 | 新潟県上嶺市大道福多616番地1 |
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概要
上嶺中央病院は、新潟県の上嶺市にある総合病院である。病床数は約380床で、内科、外科、整形外科、救急、透析などの診療科を備え、市と周辺地域の急性期医療の中心を担っている。運営は県内の農業協同組合の連合会で、「人にやさしく、地域に開かれた病院」を理念に掲げる。24時間体制の電話受付をもち、夜間や休日の急な病気やけがにも対応する。
所在地とアクセス
所在地は上嶺市の大道福多地区で、市街地から少し離れた、住宅地と田んぼが入り交じる一角にある。市の中心部や周辺の町から車で通う人が多く、広い駐車場を備える。外来の初診受付は平日の朝8時30分から11時までで、土曜、日曜、祝日と年末年始は休診となる。上嶺市は雪の多い海沿いの城下町であり、冬は積雪でも救急搬送や通院が滞らないよう、除雪と出入口の融雪に気を配っている。
沿革
病院の前身は、戦後まもなく農村の組合員の医療を支えるために設けられた小さな診療所である。その後、病床と診療科を少しずつ増やし、昭和の後半に総合病院としての形を整えた。平成に入ってからは、建物の建て替えと高度な検査機器の導入が進み、救急の受け入れと入院医療を強めてきた。近年は、地域の診療所や介護施設と役割を分け合う「地域連携」を重ね、急性期を過ぎた患者をスムーズに送り出す仕組みをつくっている。
診療体制と特徴
診療科は、内科、消化器内科、循環器内科、腎臓・糖尿病内科、呼吸器内科、脳神経内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科など、20あまりにわたる。救急は、救急外来で24時間の受け入れを行い、重症の患者には集中治療室や高度治療室で対応する。透析室では、慢性の腎臓病の患者が週に数回通って血液透析を受けられる。がんの治療では、手術、薬物療法、放射線治療を組み合わせ、外科と内科が連携して進める。整形外科は、骨折や関節の手術、術後のリハビリまでを一つの流れで担う。
健診と在宅医療
病院の敷地内には健診センターがあり、人間ドックや企業の健康診断、農業協同組合の組合員向けの健診を行っている。また、退院後も自宅で療養を続ける人のために、在宅医療の支援を行う窓口と訪問看護ステーションを併設している。看護師やリハビリ職、ケアマネジャーが連携し、高齢の患者が住み慣れた家で暮らし続けられるよう支える。
人材の育成
病院は臨床研修病院として、卒後まもない医師の初期研修と、その後の専門研修を受け入れている。研修医は、救急、内科、外科などを回りながら、地域の病院ならではの幅広い症例を経験する。看護学生や医療系の学生の実習も受け入れ、夏には中高生向けの職場体験を開くなど、将来の医療人を地域で育てることにも取り組んでいる。
地域とのかかわり
上嶺市と周辺の町にとって、この病院は「困ったときにまず頼る大きな病院」として親しまれている。かかりつけ医からの紹介を受けて高度な検査や手術を行い、症状が落ち着けば地元の医院へ戻す、という役割分担が基本である。大雪や地震などの災害時には、傷病者の受け入れや医薬品の確保の拠点となることが期待され、平時から訓練を重ねている。市民向けの健康講座や出前講座を開くなど、病気の予防と早めの受診を呼びかける活動も続けている。