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上沢高原運輸株式会社(かみさわこうげんうんゆかぶしきがいしゃ)

別名: 上沢高原運輸、高原運輸

上沢市郊外の工業団地に本社と車庫を置く1968年創業の運送会社で、県内工場の荷を関東の物流センターへ運ぶ幹線輸送と県内配送を主に手がける。産業機械・工作機械・重量物・建築資材・パレット貨物を得意とし、従業員は約49人、車両は62台をもつ。

概要

上沢高原運輸株式会社は、長野県の上沢市に本社を置く運送会社である。業種は一般貨物自動車運送事業。1968年に上沢市で創業し、いまは市の郊外の工業団地に本社事務所と車庫をまとめて置いている。おもな仕事は二つある。一つは、県内の工場で作られた製品や部品を関東の物流センターへ運ぶ幹線輸送で、もう一つは、上沢市とその近くの事業所へ荷を届ける県内配送である。資本金は700万円。2026年5月の時点で従業員は49人、トラックなどの車両は62台、フォークリフトは8台、合わせて70台の車両と機械を動かしている。業務を決めるときは「対応力」「安全品質」「確実性」の三つを大事にしている。

沿革

創業は1968年で、地元の工場の製品を少ない台数のトラックで運ぶことから始まった。上沢市の郊外に工業団地ができ、機械や金属加工の工場が集まってくると、取引先の工場の近くに本社と車庫を移し、出荷のある場所のそばで車を出せるようにした。その後、県内の工場が関東の倉庫や物流センターへ製品を出す流れが太くなるのに合わせて、大型車による関東方面への定期の幹線輸送を広げた。創業から50年を超えるあいだ、取引先が求めるものに合わせて車の種類と台数を増やし、市内の南側にも第二の車庫を設けて、いまの体制になった。

事業の内容

運ぶ荷は工業品が中心である。おもな品目は次のとおり。

冷凍・冷蔵の荷や生き物は扱わず、常温の工業品に専念している。幹線輸送では、県内の工場で積んだ荷を夜のうちに関東の物流センターへ運び、朝に下ろす運行が基本となる。県内配送では、工場どうしの部品の移動や、建設現場への資材の持ち込みなど、近い距離の細かい運行を受け持つ。上沢市を拠点に、全国各地への輸送の相談にも応じる。荷の形や重さに合わせて、ロープやワイヤーで荷を固定する「固縛」を自社の乗務員が行い、積み方まで含めて引き受ける点が強みである。

車両と設備

車両は62台で、関東への幹線輸送に使う大型車から、県内の配送に使う中型・小型の車までをそろえている。重量物や長い鋼材を積むための車も持ち、工場の出荷場や建設現場の状況に合わせて車を選ぶ。本社の車庫には、積み下ろしに使うフォークリフト8台を置き、荷を一時的に置いて積み替えることもできる。営業の受付は平日・土曜の9時から18時までで、日曜は休み。ただし、工場の設備が止まったときの部品の急送など、急ぎの用件には24時間相談に応じている。

安全と人材

安全な運行を経営の柱としており、過去10年以内に重大事故は一件も起きていない。重い荷や形の変わった荷を安全に運ぶには、ロープの掛け方、ワイヤーの張り方、荷の固定のしかたといった技術が欠かせない。同社は、こうした技術を経験の長い乗務員から若い乗務員へ現場で受け継ぐことを大事にしている。長い取引の中で身についた現場での判断の力を、会社の財産と考えている。

所在地と拠点

本社と主力の車庫は、上沢市の郊外にある工業団地の中にある。高速道路のインターに近く、関東へ向かう幹線輸送の便がよい。市内の南側には第二の車庫があり、車両の置き場と県内配送の出発点に使っている。上沢市は、旧市街に上沢城跡公園があり、東部に桜台などの住宅地、郊外に工業団地が広がる市で、同社の本社は工場が集まる郊外の地区にある。

地域とのかかわり

同社は、上沢市とその周りの工場の製品を、関東の大きな市場へ届ける物流の役割を担ってきた。地元の工場にとっては、出荷のたびに県外の運送会社へ頼まなくても、近くの会社に重量物から定期便までをまとめて任せられることが利点になっている。また、運転や荷の固定の技術をもつ乗務員を地元で雇い、育ててきた点でも、地域の雇用と産業を支える会社の一つになっている。

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