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柏峰市(かしわみねし)
新潟県の海沿いにある市で、工業団地や住宅地、港町を抱える。機械金属を中心としたものづくりと、エネルギーの供給地としての顔をもつ。
概要
柏峰市は、新潟県の中越地方の西端、日本海に面した市である。面積は約442平方キロメートル、海岸線はおよそ42kmにおよび、人口は7万人台である。海沿いの港町、駅を中心とした住宅地、内陸の工業団地と農村部がひとつの市のなかに並ぶ。機械金属を中心としたものづくりの市であり、エネルギーの供給地としての顔ももつ。市域は海から山へと奥行きがあり、海辺の暮らしと山あいの暮らしの両方が同じ市の中にある。
所在地とアクセス
新潟県のほぼ中央、日本海沿岸にあり、市の中心は柏峰駅の周辺である。県庁所在地の新渚市とは、鉄道や国道で結ばれた日帰りの行き来ができる距離にある。鉄道は、幹線と海沿いを走る路線の2本が市内を通る。道路は、高速道路のインターチェンジが市内にあり、海沿いを走る国道が市街地を抜けて県内各地と結ぶ。海岸線は砂浜と岩場が交互に続き、夏には市内の海水浴場に多くの人が訪れる。冬は日本海側らしく雪が降り、強い季節風の吹く日も多い。
歴史
古くから街道の宿場町として、また日本海側の港町として栄えた。明治期には近くで石油の採掘と精製が盛んになり、のちに国内の石油元売り会社の創業地のひとつに数えられる、石油のまちでもあった。昭和15年(1940年)7月1日に市制を施行し、県内で5番目の市となった。平成17年(2005年)5月1日には、山あいの2つの町を編入して現在の市域となった。この編入により、海沿いの市街地に加えて、棚田や集落の点在する中山間地が市の一部となった。
産業
基幹産業は機械金属工業で、自動車関連の部品メーカーが集まる「企業城下町」として発展してきた。市の工業団地には、米菓をつくる越星米菓株式会社のような食品工場や機械工場が並ぶ。建設業も地場の産業で、住宅や小規模施設を手がける峰北建設株式会社のような会社が市内にある。市内には原子力発電所が立地し、再生可能エネルギーとあわせた「エネルギーのまち」を掲げている。港では漁業も営まれ、日本海の魚が水揚げされる。内陸の農村部では米づくりが中心で、市の食を支えている。
暮らしと住宅地
駅の周辺や海沿いの高台には住宅地が広がり、勤め先の工場や事業所へ通う人が多く暮らす。住宅地の近くには、東屋のある小さな緑地のねこの宿緑地のような、散歩や休憩に使える場所がある。小さな神社では小正月にどんど焼きが行われ、峰見神社のように、地域の行事が暮らしに根づいている。
見どころと行事
海岸沿いの砂浜や夕日の眺めは、市の代表的な景色である。夏は海水浴場がにぎわい、海の近くでは花火大会などの催しも開かれ、市内外から人が集まる。港町には、新鮮な魚介を味わえる店が並び、日本海の幸を目当てに訪れる人も多い。秋には地域ごとの祭りがあり、冬の雪の季節には、雪とともにある暮らしぶりが見られる。
周辺と地域とのかかわり
隣り合う市町とは、通勤や通学、買い物などでつながっている。工業団地で働く人の多くは市内や近隣から通い、港町と住宅地、農村部がそれぞれの役割をもちながら、ひとつの市として暮らしを支えている。