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県立小柾南高校(けんりつこまさみなみこうこう)
石川県小柾市にある県立の高等学校。1978年に開校した全日制普通科の学校で、校訓「より高く、より豊かに、よりたくましく」のもと、文武両道を目標に掲げている。
概要
県立小柾南高校(けんりつこまさみなみこうこう)は、石川県小柾市にある県立の高等学校である。正式な名前は石川県立小柾南高等学校。課程は全日制だけで、学科は普通科だけを置く。1978年(昭和53年)に開校した、市内では比較的新しい県立高校である。一年を3つの学期に分ける三学期制をとり、学年ごとに学級を編成している。
校訓は「より高く、より豊かに、よりたくましく」。学業と部活動の両立、いわゆる「文武両道」を学校の目標に掲げている。運動部と文化部はあわせて20ほどあり、多くの生徒がどれかの部に入って活動している。卒業生の多くは大学や短期大学、専門学校へ進み、地元の企業や公務員として働く人も多い。
所在地とアクセス
学校は小柾市の平原町にあり、市の中心部からは少し離れた住宅地と田畑のあいだに校地を構える。最寄り駅は、第三セクターの鉄道の明嶺駅で、駅から学校までは歩いて20分ほどかかる。路線バスの「平原」停留所からは歩いて5分ほどで、バスや自転車で通う生徒も多い。冬の雪の日には、自転車をやめてバスや家族の車の送迎に切り替える生徒も増える。
市内には空港と航空自衛隊の基地があり、校地の上空を飛行機が行き来することもある。2024年3月には新幹線の小柾駅が開業し、在来線は第三セクターの鉄道に移った。市外から通う生徒にとっても、駅の周りの整備が進み、通学の便は以前よりよくなっている。
歴史
小柾南高校は、1978年1月1日に設置され、同じ年の4月に最初の新入生を迎えた。開校したばかりのころは自前の校舎がそろっておらず、市内にあった別の県立高校の施設を借りて授業を始めた。その後、今の平原町の校地に移り、施設を少しずつ整えていった。
- 1978年1月 県立の高等学校として設置される。4月に第1回の入学式を行う。
- 1982年4月 新しい運動場が完成する。
- 1983年7月 生徒が増えたため、教室棟を増築する。
- 1984年12月 第2体育館が完成する。
- 1989年5月 武道のための格技場が完成する。
開校から10年ほどのあいだに、運動場、体育館、格技場と、運動部の活動に必要な施設が順にそろった。その後も節目の年には記念の式典を開き、卒業生と地域の人を招いて学校の歩みをふり返っている。開校からの卒業生は、市の内外で数多く働いている。
教育と学校生活
普通科だけの学校で、1年生では共通の科目を幅広く学び、2年生からは進路に合わせて文系と理系に分かれる。大学進学をめざす生徒のために、放課後や長い休みには補習を行い、模擬試験の結果をもとにした面談も重ねている。三学期制のため、定期考査は各学期に行われる。
朝の読書や、地域の課題を調べて発表する探究の学習にも取り組んでいる。生徒会が中心になって学校祭や体育大会を企画し、学年をこえて準備を進める。制服があり、身だしなみや挨拶の指導も大切にしている。
部活動
運動部は、陸上競技、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、卓球、剣道、柔道などがあり、格技場や二つの体育館を使って練習している。文化部は、吹奏楽、美術、書道、科学、放送などがあり、文化祭や地域の催しで発表の場をもつ。県の大会に出場する部も多く、部活動は学校生活の大きな柱になっている。
地域とのかかわり
学校のある平原町の周りには住宅地と田畑が広がり、生徒は登下校のあいだ地域の人と顔を合わせる。吹奏楽部が地域の行事で演奏したり、生徒がボランティアとして清掃や催しの手伝いに参加したりと、地域との交流も続けている。新幹線の開業で市の玄関口が変わりつつあるなか、小柾市の南部の若い世代を育てる学校として、地域に根づいている。