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北野ひろば(きたのひろば)

別名: 北野の広場、北野広場、北野地区の広場

笛岡市の北野地区の住宅地にある、幼稚園の隣の小さな広場。芝と砂地、ベンチ、小さな遊具を備え、園児の送迎前後や近所の散歩、季節の行事に使われる。

概要

北野ひろばは、山梨県の盆地にある笛岡市の北野地区、住宅地の一角にある小さな広場である。敷地は約1,800平方メートルで、すぐ隣に幼稚園があり、門と広場の入口が道を挟んで向かい合っている。都市公園法でいう街区公園に近い性格をもち、歩いて来られる範囲に住む人が使う、暮らしに近い場所である。入場は無料で、囲いや門扉はなく、いつでも立ち寄れる。

所在地とアクセス

広場は、北野地区を東西に通る生活道路から一本入った場所にある。周囲は戸建て住宅と畑が混ざる静かな住宅地で、果樹園の木々が道の向こうに見える。最寄りの駅からは歩くと20分ほどかかるため、徒歩や自転車で来る近所の人が中心になる。専用の駐車場はなく、行事の日は幼稚園の駐車場を一部借りることがある。市営バスの停留所が、広場から徒歩5分ほどの県道沿いにある。

設備と特徴

広場の中央には、土を固めた平らな地面が広がり、北側に芝生の一角、南側に砂場と小さな複合遊具がある。ベンチは5脚ほどで、そのうち2脚は夏の日差しを避けられる桜の木陰に置かれている。水飲み場とトイレが入口の脇にまとまっており、手洗い場は低く作られていて、幼い子どもにも使いやすい。園との境には低い生け垣があり、広場の遊具が園の園庭と混ざらないようになっている。

周囲の盆地は夏は暑く冬は冷え込みが強いため、広場の使い方も季節で変わる。夏は朝夕に人が集まり、冬は日だまりのベンチに人が寄る。春は桜の花びらが地面を覆い、秋には落ち葉を集めて遊ぶ子どもの姿が見られる。

歴史

広場は、周辺の住宅地が広がった1970年代に、地区の子どもの遊び場として整えられたと伝わる。もとは畑だった土地の一部を市が借り受け、のちに取得して広場にした。隣の幼稚園は広場より少し先に開かれており、園庭だけでは足りない運動の場として、園児が広場を使うようになったのが、いまの形のはじまりである。1990年代に遊具が入れ替えられ、2010年代には安全基準に合わせて砂場の囲いと地面の舗装が改められた。

利用と行事

平日の午前は、幼稚園の行事や散歩で園児が訪れる。夕方は、園の帰りに寄る子どもと保護者、犬の散歩の人が集まる。休日は、ボール遊びや縄跳びの練習、シートを敷いての昼食など、家族連れが中心である。年に一度、秋には地区の自治会が主催する小さな催しが開かれ、焼き芋やゲーム、フリーマーケットの席が出る。春には隣の幼稚園の入園・卒園の記念撮影に、桜の下が使われる。

災害時には、地区の一時的な避難の場所として使われる想定で、平らな地面と空間の広さが役に立つ。自治会が防災訓練の集合場所にすることもある。

周辺と地域とのかかわり

広場の周囲には、幼稚園のほか、小さな商店、診療所、果樹の畑がある。笛岡市は桃とぶどうの産地であり(笛岡市)、初夏から秋にかけては、近くの畑で収穫の作業をする人の姿も見える。広場は、そうした暮らしの中で、子どもと大人が顔を合わせる場所になっている。掃除や草取りは、市の委託と地区の当番が分担して行っている。

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