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北町公園(きたまちこうえん)
広前市の北町地区の住宅地にある、ベンチと小さな広場のある街区公園。入園は無料で、歩いて来られる範囲の人が散歩や休憩、子どもの遊び、立ち話に使っている。
概要
北町公園は、広前市の北町地区の住宅地にある小さな公園である。都市公園法でいう「街区公園」にあたり、面積は約0.25ヘクタール、おおよそ半径250メートルの範囲に住む人が歩いて使うことを想定してつくられた。中央に小さな広場があり、そのまわりにベンチと植え込みが置かれている。入園は無料で、出入りも自由である。
所在地とアクセス
公園は北町の生活道路に面しており、道をはさんで戸建ての住宅が並ぶ。市の中心部からは歩くと20分ほどで、バスで来る場合は最寄りの停留所から数分である。駐車場はないため、車で訪れる人はほとんどおらず、利用者の大半は近所の住民である。入口は二か所あり、一方は車止めの低い柵で仕切られ、ベビーカーや自転車でも通りやすい幅がとられている。
歴史
北町は、市街地の北側に宅地が広がった昭和40年代から50年代にかけて、住宅が増えた地区である。公園も、その区画整理にあわせて住民のための空き地として確保され、のちに市の公園として整えられた。ベンチや水飲み場は、何度かの改修で入れ替えられてきた。冬の雪の重みで傷んだ部材を取り替えるなど、雪国らしい手入れも続けられている。
見どころと特徴
公園の中心は、土を固めた小さな広場である。数人でキャッチボールをするにはせまいが、子どもが走り回ったり、ラジオ体操をしたりするには十分な広さがある。広場の縁には木製のベンチが4脚ほど並び、夏は周囲の木が日陰をつくる。東側の隅には、りんごの産地らしく、春に白い花をつける果樹が数本植えられている。そのほか、手洗いのできる水道と、夜に足もとを照らす街灯が一本ある。大きな遊具や売店はなく、静かに過ごせるのが良い点である。
行事と利用
朝は犬の散歩やジョギングの途中にひと息つく人が多く、昼は買い物帰りの人や、ベンチで本を開く人の姿が見られる。夕方になると、学校帰りの子どもが集まり、広場で遊ぶ。町内会は年に数回、春と秋に草取りとごみ拾いの清掃を行い、夏には広場で盆踊りの練習会や、子ども向けの小さな集まりが開かれることもある。冬は広場が雪で覆われ、雪だるまづくりや、除雪された雪山で遊ぶ子どもの姿が見られる。
周辺
公園の周囲は、住宅と小さな畑、ところどころの商店が混ざる静かな住宅地である。近くには町内の集会所があり、地域の集まりのときには公園とあわせて使われる。歩いて数分のところに、通学路になっている道があり、朝夕は児童の列が公園の前を通る。広前市の中心部にある城あとや商店街へも、散歩がてら足をのばしやすい位置にある。災害時には、近隣の人が一時的に集まる避難の場所のひとつとしても想定されている。
関連
北町公園は、同じ市内にあるほかの公園とあわせて、市の都市公園の一部として管理されている。りんごとお城のまちとして知られる 広前市 の暮らしを支える、身近な小さな公園のひとつである。