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北園公園(きたぞのこうえん)
小金野市の住宅地にある、木立と遊歩道を備えた市の公園。桜や紫陽花など四季の花と芝生の広場があり、近所の人の散歩の場になっている。
概要
北園公園は、小金野市の住宅地の中にある、木立と遊歩道を備えた公園である。園内には落葉樹と常緑樹が混ざった木立が広がり、芝生の広場や池、ベンチが点在する。入園は無料で、朝から夕方まで出入りできる。住宅地に囲まれているため、近所の人が散歩や運動、子どもの遊びに日常的に使っており、市内でも公園の多い住宅地の暮らしを象徴する場所のひとつになっている。
所在地とアクセス
公園は小金野市の住宅地の一角にあり、周囲は戸建てと低層の集合住宅が中心である。最寄りの駅やバス停からは歩いて来られる距離で、園の周囲には複数の出入口が設けられている。自転車置き場は小さく、車での来園を想定した大きな駐車場は備えていない。東京都内にあり、都心から電車で通える範囲の住宅地に位置するため、休日には市の内外から訪れる人もいる。
歴史
北園公園は、戦後の住宅地の広がりにあわせて、昭和30年前後に緑地として整えられたのが始まりとされる。当初は雑木林の面影を残した広場だったが、のちに遊歩道の舗装、ベンチや水飲み場の設置、植栽の追加が段階的に進められた。昭和の終わりごろには、桜や紫陽花、ツツジなどの花木が補植され、季節ごとに花を楽しめる公園として親しまれるようになった。平成に入ってからは、木立の手入れや園路の段差解消が行われ、高齢の人や子ども連れでも歩きやすい園内となっている。
見どころと特徴
園の中心は、木立の中を巡る一周約2.5kmの遊歩道である。ゆっくり歩いて40分ほどの距離で、周回するだけで運動になるため、朝夕の散歩やウォーキングの人が多い。園内にはソメイヨシノやヤマザクラ、サトザクラなど数百本の桜があり、春には花が1か月ほど長く楽しめる。初夏には遊歩道の脇に紫陽花が色づき、青や紫、薄い桃色の株が雨に映える。夏は木陰が深く、秋はケヤキやコナラが色づく。冬は葉の落ちた木立のあいだから空が見渡せ、静かな散歩の場になる。雨の日には、葉に落ちる雨粒の音や水たまりをよける足音が耳に残り、晴れの日とは違う落ち着いた雰囲気になる。ところどころにベンチがあり、歩き疲れた人が休む姿もよく見かける。
行事と利用
春には桜の下で花見を楽しむ人が集まり、広場にはシートが並ぶ。初夏の紫陽花の時期や、秋の紅葉の時期にも、写真を撮りに訪れる人が増える。ふだんは、犬の散歩、ジョギング、ラジオ体操、子どもの外遊びなどに使われる。正月の三が日には、初詣の帰りや新年の散歩に歩く家族連れの姿が見られる。地域の自治会や市の呼びかけで、落ち葉掃きや清掃の日が設けられることもあり、近所の人が協力して園内を守っている。
周辺
公園の周りは住宅地で、小さな商店やスーパー、診療所が点在する。散歩のついでに買い物をして帰る人も多い。市内には同じように歩いて行ける公園が多く、街区公園や緑地とあわせて、暮らしに近い緑の道がつながっている。北園公園はその中でも広めの園地をもち、季節の移り変わりを身近に感じられる場所として、市の人びとに長く親しまれている。