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公民館の将棋室(こうみんかんのしょうぎしつ)

別名: 将棋室、公民館の和室、将棋クラブの活動室

広洲市の住宅地にある地区公民館の30畳の和室で、地域の将棋クラブが定例の活動に使っている。子どもから年配の人までが同じ部屋で盤を囲み、ふだんは別の集まりにも貸し出される。

概要

公民館の将棋室は、広島県広洲市の住宅地にある地区公民館の和室で、地域の将棋クラブが活動の場として使っている部屋である。広さは30畳で、畳の上に座卓と将棋盤を並べ、子どもから年配の人まで同じ部屋で盤を囲む。専用の将棋道場ではなく、公民館の貸し室のひとつが将棋の日には「将棋室」になるかたちで、ふだんは別の集まりにも使われる。地域の人にとっては、近所で気軽に指せる場所として定着している。

所在地とアクセス

公民館は、民営の鉄道会社の路線の駅から歩いて3分ほどの場所にある。地上2階建ての本館と、多目的ホールの棟からなり、駐車場は11台分(うち1台は身障者用)である。駅から近いため、学校帰りの子どもや、電車で通う会員も参加しやすい。おむつ交換台もあり、小さな子ども連れで訪れる人にも配慮されている。周囲は戸建ての住宅が中心で、歩いて来られる範囲の人が日常的に立ち寄る。

建物と設備

和室は30畳の広間で、引き戸をあけて使う。ベビーマッサージ教室のように、赤ちゃんを連れて参加する催しにも貸し出される広さがある。同じ建物には、約270人が入れるホール、図書室、郷土の資料を展示する郷土資料コーナーがある。将棋の日は、座卓を並べて盤と駒、対局時計を置き、壁ぎわに座布団を積んで、人数に合わせて席をつくる。畳の部屋なので、正座が難しい人は座椅子を使い、足をのばして指すこともできる。終わったあとは座卓と盤を所定の場所に戻し、次に使う団体のために畳を拭いて整える決まりである。

利用のしかた

開館時間は午前8時30分から午後10時までで、利用料金は部屋の使い方と時間によって決まる。休館日は火曜日、日曜以外の休日、8月6日、12月29日から1月3日である。将棋クラブは、この休館日を避けた曜日に定例の活動日を設け、初心者の手ほどきから会員どうしの対局、詰将棋の検討までを行う。申し込みや使用料は、公民館の窓口で手続きする。和室は他の団体も使うため、年間の予定は早めに調整され、大きな大会の日にはホールをあわせて借りることもある。

将棋クラブの活動

参加者は小学生から高齢の人までと幅が広く、世代の違う人が盤をはさんで向かい合う。活動日は、はじめに駒の動かし方や囲いの基本を確認し、そのあと自由に対局する流れが多い。初心者の子どもには、経験のある会員が横について、一手ごとに考え方を教える。対局のあとには感想戦を行い、どこで形勢が動いたか、守りの手順に抜けがなかったかを、盤に並べ直して確かめる。詰将棋の問題を持ち寄って解き合う日もあり、攻めの練習だけでなく、受けの形を並べて検討する時間もある。子どもたちは序盤の形をここで覚え、のちに家でも同じ形を指すようになる。

行事と地域とのかかわり

年に数回、クラブの会員が参加する小さな対局会が開かれ、学年や棋力ごとに組を分けて、勝ち数を競う。ホールを使う日には、公民館の他の講座の参加者が見学に訪れ、将棋をはじめるきっかけになることもある。図書室には将棋の入門書が置かれ、借りて帰って家で勉強する子どももいる。公民館の行事の日には、将棋室が休憩や交流の場として開かれることもあり、地域の暮らしと結びついた場になっている。

周辺

公民館の近くには駅前の商店と住宅地が続き、帰りに買い物をする人も多い。同じ市内の公園や小学校へも歩いて行ける距離にあり、子どもの通学路としても使われている。駅から近いことと、貸し室として使いやすい広さの和室があることが、将棋クラブが長く活動を続けられる理由のひとつになっている。

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