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久保見農機(くぼみのうき)

別名: 久保見農機 香束営業所、久保見農機の香束営業所

農機の販売と整備を行う販売店で、香束市に従業員約20人の営業所がある。トラクタやコンバイン、田植機の販売に加え、納入後の点検・修理・部品供給まで受け持ち、田んぼの広がる地域の農家を支えている。

概要

久保見農機は、農業機械の販売と整備を行う販売店である。千葉県内の香束市に営業所を置き、従業員は約20人。田んぼと畑が広がる農村の集落を主な商圏とし、米づくりを中心にした農家や、野菜・園芸の経営体、地域の集落営農の組織を相手に商売をしている。メーカー系列の販売会社の一部門として、県内の各地にある営業所網の一翼を担う。

沿革

農機の販売店は、もともと農協や地元の機械商が担っていた農具や動力機械の取り扱いから始まり、昭和30年代以降の耕うん機の普及、続いてトラクタ、田植機、自脱型コンバインの普及とともに、販売と修理を一手に引き受ける専門店へと姿を変えてきた。久保見農機の営業所も、そうした流れの中で、米の作付けが多い地域に根を張る形で整えられた。近年は、機械の大型化や高性能化、担い手の減少による経営規模の拡大に合わせて、営業所の建て替えや移転、設備の更新を重ねている。

事業や特徴

取り扱う商品は、トラクタ、コンバイン、田植機、管理機、刈払機などの農業機械と、その付属品や作業機である。新車の販売に加え、下取りした機械の中古販売、油や刃、ベルト、ベアリングなどの消耗品を含む純正部品の供給も行う。

特色は、納めたあとの整備まで自社で受け持つ点にある。春の田植えや秋の稲刈りの前には、使用前の点検を呼びかけ、エンジンや油圧、刈り刃、走行部などを確認する。機械が止まるのは作業の最盛期であることが多いため、故障の連絡があれば、出張して現地で修理することも多い。安全な使い方の講習や、日々の点検の要点を伝える整備講習会を地域で開き、農家が自分で行うセルフメンテナンスの手ほどきも行っている。

営業所と体制

香束市の営業所には、約20人が勤務する。営業を担当する職員が農家を訪ねて相談に乗る一方、整備の技術者が作業場でオーバーホールや定期点検を行い、部品の係と事務の職員が受注と在庫を支える。展示場には新型のトラクタやコンバインが並び、農閑期には展示会や新商品の説明会が開かれる。農繁期は、朝早くから機械の受け取りや部品の注文で、人の出入りが絶えない。

地域とのかかわり

香束市は田んぼと畑の広がる農村の市で、農協や農家の組織とのつきあいも深い。香束市の農家にとって、機械の故障は収穫の遅れに直結するため、近くに修理の拠点があることの安心は大きい。近隣の農協の店舗が取り次ぐ注文や、補助事業を使った機械の導入の相談にも応じる。また、使わなくなった機械の下取りや、高齢の農家から若い担い手への機械の引き継ぎの相談など、地域の農業の移り変わりを映す窓口にもなっている。

近年の取り組み

担い手の減少と高齢化が進むなか、作業の省力化をめざす機械への関心は高い。自動で直進するトラクタや、収量や水分を測れるコンバイン、無線で操作できる草刈り機など、新しい技術を備えた機械の紹介と、使い方の講習に力を入れている。

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