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久留見警察署(くるみけいさつしょ)

別名: 久留見署

久留見市全域(一部の町域を除く)を受け持つ福岡県警察の警察署。地域課や交通課などの課を置き、市内の交番と駐在所とともに、まちの安全と暮らしを支えている。

概要

久留見警察署は、福岡県警察に属する警察署で、ゴム工業と大きな病院で知られる久留見市の治安を担っている。管轄は久留見市のほぼ全域で、隣の署が受け持つ東部の町域だけを除く。事件・事故の捜査、地域の巡回、交通の指導と取り締まり、遺失物や相談の受付、犯罪や事故の予防の啓発まで、市民の暮らしに近い仕事を広く受け持つ。筑後地方では大きな署の一つで、市内の交番と駐在所を通じて日々の安全を守っている。

所在地とアクセス

署は久留見市の東櫛原町にあり、市の玄関口の駅から北へ約700mほど進んだ場所に庁舎を構える。駅前の通りから県道を北へ折れ、信号のある交差点を曲がると着く。庁舎は1993年に新築されたもので、免許や拾得物、各種の相談で訪れる市民の窓口が1階に置かれている。駐車場は広くなく、手続きで訪れる人には公共交通の利用がすすめられている。

沿革

警察署の歴史は明治初期にさかのぼる。1872年(明治5年)に当時の県庁に聴訟課が新設され、1875年に県の警察署が櫛原町に開設された。翌1876年に、県が福岡県へ編入されたのにともない、名称を久留見警察署と改めた。1925年(大正14年)には庁舎が新築されて移転し、さらに1993年に現在の庁舎が建てられた。2010年には、隣接する旧城島地区を受け持っていた警察署を統合し、管轄が現在の広さになった。統合後は、旧署の区域を担当する交番や駐在所も引き継ぎ、市域の広がりに合わせた配置を整えている。

組織と体制

署には副署長のほか、会計・生活安全・刑事・交通・地域の五つの管理官が置かれ、全体で十数の課や係に分かれて仕事をしている。主な課の役割は次のとおり。

交番と駐在所

管内には交番が15か所、駐在所が4か所ある。市街地では駅周辺や繁華街、大きな病院の近くなど人の動きが多い場所に交番を置き、郊外の農村や山すそ、河川沿いの地区では駐在所が地域の見守りを担う。交番の警察官は、道案内や落とし物の受付から、迷子や高齢者の保護、夜間の巡回までを受け持つ。地区ごとに交番だより(広報紙)が出され、管内の事故や不審者情報、防犯の呼びかけが住民に伝えられている。

地域とのかかわり

署は、自治会、学校、商店街、事業所などと協力して、防犯と交通安全の活動を続けている。春と秋の全国交通安全運動では、通学路や幹線道路で街頭指導を行い、年末には夜間の巡回を強める。振り込め詐欺の被害防止では、金融機関や高齢者施設と連携した啓発を行う。管内の小学校では防犯教室を開き、不審者への対応や自転車の乗り方を子どもたちに伝えている。また、ゴム工場や病院など大きな事業所が集まる市の特徴を踏まえ、通勤時間帯の交通整理や、事業所と連携した防犯・防災の訓練にも取り組んでいる。署の運営については、地域の代表が意見を述べる協議会が開かれ、市民の声を活動へ反映している。

利用のしかた

事件・事故の緊急通報は110番、緊急ではない相談は警察署の窓口や電話で受け付ける。落とし物や拾得物の届け出、運転免許に関する相談、各種の許可に関する手続きの案内なども、交番や署で応じている。

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