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桑那建材株式会社(くわなけんざいかぶしきがいしゃ)
工務店や設計事務所向けに合板、断熱材、ドア、サッシなどの建材を卸す、1968年創業の商社。桑野市に本社を置き、三重県内の木造住宅づくりを資材の面から支えている。
| 所在地 | 三重県桑野市赤生字西浦1486番地3 |
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概要
桑那建材株式会社は、工務店や設計事務所、リフォーム店に向けて建築資材を卸す建材商社である。合板、断熱材、ドア、サッシを中心に、外装材、内装材、金物、管材、工具まで扱う。本社は三重県北部の桑野市にあり、従業員は約70人。三重県内の木造住宅や小さな店舗の現場を、資材の面から支えている。
沿革
創業は1968年。当初は木材と合板を小さな倉庫から配達する商店で、地元の大工や工務店が主な取引先だった。1970年代に法人として株式会社の形を整え、断熱材やアルミサッシなど、住宅の性能に関わる品目へ品ぞろえを広げた。
1990年代には、近隣の市に営業所を相次いで開いた。取引先の現場に近い場所に在庫を置くことで、朝に頼まれた資材を当日の午後に届けられるようにした。2000年代以降は、省エネ基準の強化に合わせて高断熱のサッシや断熱材の提案に力を入れている。創業から50年あまりを経た現在も、少人数の営業と配送で細かな注文に応える姿勢は変わらない。
事業と特徴
事業の柱は、建築資材の仕入れと販売である。主な品目は次のとおり。
- 合板と木質建材:構造用合板、フローリング、造作材
- 断熱材:グラスウール、発泡プラスチック系の板、吹き付け用の材料
- 建具と開口部:室内ドア、玄関ドア、アルミ樹脂複合のサッシ
- 外装・内装材:サイディング、石こうボード、壁紙
- 金物、管材、工具:現場で急に必要になる小物
営業担当は、設計事務所から図面を受け取って資材を拾い出し、見積もりを作る。工務店には、現場の進み具合に合わせた分納や、搬入する時間の指定にも対応している。納品は自社のトラックで行い、クレーン付きの車で合板やサッシなどの重い品を現場の軒先まで届ける。
商品の提案とサービス
単に品物を右から左へ流すのではなく、メーカーの新商品や補助制度の情報を取引先へ伝える役目も担っている。たとえば、断熱改修に使える国の補助事業が始まると、対象となるサッシや断熱材の組み合わせを一覧にして工務店へ配り、施主への説明に使えるようにしている。
本社の隣には小さな展示場があり、ドアや内装材の実物を手に取って選べる。設計事務所の担当者が施主と一緒に訪れ、色や質感を確かめる場面も多い。メーカーを招いた商品説明会や、断熱施工の勉強会も年に数回開き、取引先の職人が新しい工法を学ぶ場になっている。
営業所と物流
本社の倉庫には合板や断熱材などの大型の資材を置き、近隣の営業所には出荷の多い品を中心にそろえる。配送は市内と三重県北部を主な範囲とし、早朝の便と午後の便の二つを基本とする。急ぎの注文には、営業担当が自ら小物を車に積んで現場へ向かうこともある。在庫の管理は端末で一元化されており、営業所ごとの在庫を見ながら、当日に届けられる拠点を選んで出荷できる。
地域とのかかわり
取引先の多くは、地域に根ざした工務店や設計事務所である。たとえば、木造住宅の新築やリフォームを手がける工務店が、現場で使う合板やサッシをまとめて注文する、という関係が代表的である。三つの大きな川が海へ注ぐ河口のまちは、湿気が多く、台風や高潮への備えも欠かせない。そのため、防湿や耐久性に配慮した資材を勧める場面が多い。
地元の高校生の職場見学を受け入れるほか、地域の清掃活動にも社員が参加している。木材を扱う会社として、端材を暖房の燃料に回すなど、資源を無駄にしない工夫も続けている。
関連する情報
同じ県内の建材の取引先として、地元の工務店や、近隣の市の設計事務所が挙げられる。また、運送会社と協力して配送の効率を高める取り組みも進めている。災害が起きたときには、被災した住宅の応急修理に必要な合板やシートを、市や工務店の求めに応じて優先して供給する体制を整えている。