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七ツ瀬中央病院(ななつせちゅうおうびょういん)
七ツ瀬市が運営する公立の総合病院。昭和18年に農村の医療利用組合の病院として始まり、現在は434床・23診療科をもつ。救命救急センターと災害拠点病院の指定を受け、半島の中ほどの地域医療を支えている。
概要
七ツ瀬中央病院は、七ツ瀬市が運営する公立の総合病院です。病床数は434床で、内訳は一般病床が330床、精神病床が100床、感染症病床が4床です。診療科は内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、精神科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科など23科にわたります。半島の中ほどに広がる医療圏で、入院や手術を必要とする医療を担う二次医療の拠点です。
沿革
病院の始まりは昭和18年9月です。市内に「医療利用組合連合会」の病院として開設されました。同じ年の12月には県の農業会の病院となり、昭和23年には県の厚生農業協同組合連合会の病院へ改称されています。昭和31年には、周辺の市町でつくる国民健康保険団体連合会の直営となりました。
昭和35年に現在の地へ移り、病床は234床に増えました。昭和40年に現在の「七ツ瀬中央病院」の名前になり、その後は救急医療センター、がん治療の施設、神経精神センターが次々に増築されます。平成に入ると救急告示病院の指定を受け、新病院の建設が進められました。平成12年3月に新しい病院が開院し、同じ年に救命救急センターの指定も受けています。平成21年には電子カルテを導入しました。平成25年に周辺市町の広域事務組合が解散したのを機に、七ツ瀬市が直接運営する公立病院となり、地方公営企業法の全部を適用して、病院事業管理者のもとで経営されています。令和7年5月には地域医療支援病院に指定されました。
診療体制と特徴
救命救急センターには20床が置かれ、救急搬送された患者を24時間365日受け入れています。救急告示病院、災害拠点病院、臨床研修指定病院、日本医療機能評価機構の認定病院にもなっており、研修医や看護学生を受け入れて、地域の医療人材を育てる役割も果たしています。精神科は100床の病棟を備え、身体の病気と心の病気の両方を同じ病院で診られることが特徴です。感染症病床4床は、新しい感染症が広がるときの受け入れにも使われます。
地域医療とのかかわり
診療所や小さな病院から紹介された患者を受け入れ、症状が落ち着けば、もとのかかりつけ医へ戻す仕組みをとっています。観光地の七ツ瀬市では、港や温泉に訪れる人の急な病気やけがにも対応します。水産やものづくりの仕事に就く人のけがも多く、整形外科や救急の役割は大きなものです。災害拠点病院として、地震や大雨などのときには、傷病者の受け入れや医薬品の備蓄を担います。
所在地とアクセス
病院は七ツ瀬市の市街地にあり、七ツ瀬駅から車で約5分です。路線バスの停留所が近くにあり、降りてから歩いて約1分で着きます。外来の受け付けは平日の日中に行われ、夜間や休日の急病は救命救急センターで受け付けます。敷地には来院者用の駐車場があります。