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西桜公園(にしさくらこうえん)
西雲市の市街地の南側、標高約50mの丘にある、桜の多い市の公園。約800本のソメイヨシノと花見広場、子どもの遊び場があり、隣の住宅地から歩いて来る人の遊びや散歩の場になっている。
概要
西桜公園は、西雲市の今谷町にある市の公園である。市街地の南側、標高約50mの丘の上と斜面に広がり、広さは約16ヘクタールとされる(資料によっては約11.3ヘクタールとするものもある)。丘の斜面を約800本のソメイヨシノが覆い、西雲市でいちばんの花見の場所の一つに数えられる。資料によっては、しだれ桜も含めて約1,000本の桜があるとするものもある。
園内には、花見広場や多目的広場、子どもの遊具のある広場、テニスコート、弓道場、日本庭園、展望台がある。入園は無料で、一年じゅう使える。住宅地のすぐそばにあるため、ふだんは近所の子どもたちの遊び場になっており、散歩や運動に来る人も多い。
所在地とアクセス
公園は西雲市今谷町にあり、丘のふもとに管理棟がある。鉄道では、民営の鉄道会社の西雲市駅から歩いて約20分、私鉄の線の科学館前の駅から歩いて約15分で着く。車では、自動車道のインターから県道を通って約12kmである。
駐車場は無料で、約210台が停められる。トイレは園内の4か所にある。花見の季節の週末は、駐車場がいっぱいになる日もある。近くの住宅地からは、歩いて行けるほど近い。
周辺の住宅地との関係
公園の隣には、計画的に開かれた住宅地「パークタウン西雲」がある。市が地区計画を定めた住宅地で、この公園のそばの自然の豊かさに加え、店や病院などの暮らしの施設、学校や科学館などの公共の施設が歩いて行ける範囲に集まった、文教地区とされている。
このため、公園は大きな公園でありながら、住宅地の中の近所の公園のようにも使われている。学校帰りの小学生が遊具の広場で遊んだり、休みの日に家族が広場でボール遊びをしたりする姿が、一年を通して見られる。朝夕には、犬の散歩やウォーキングをする人が園路を歩いている。
見どころと特徴
いちばんの見どころは春の桜である。例年、桜は3月の終わりごろに咲き始め、4月上旬に見ごろを迎える。丘の斜面一面が桜で埋め尽くされ、花見広場の西側の階段からは、桜ごしに市街地を見下ろすことができる。
丘の上の展望台からは、西雲平野に広がる市街地、平野を流れる斐瀬川、北に連なる北嶺の山並みを一望できる。初夏は若葉の緑、秋は夕日の景色が美しく、夜には遠くの山の影と市街地の明かりが重なる夜景も楽しめる。写真を撮りに来る人も多く、桜の下で遊ぶ子どもの写真は、この公園らしい一枚として親しまれている。
施設と利用
園内の施設は次のとおりである。
- 花見広場・多目的広場:春の花見のほか、ふだんはボール遊びや運動に使われる。
- 遊具の広場:子ども向けの遊具があり、近所の子どもたちの遊び場になっている。
- テニスコート・弓道場:市民のスポーツの場として使われている。
- 日本庭園:静かに散策ができる。
- 展望台:丘の上から市街地と山並みを見わたせる。
公園の利用や施設についての問い合わせは、園内の管理棟で受け付けている。
行事と季節
春の花見の季節には、市内や近くの町から多くの人が訪れ、広場に敷物を広げて桜を楽しむ家族連れや仲間の姿でにぎわう。県内の花見の場所の中でも人気が高く、花見の情報でもよく取り上げられる。
桜の季節が過ぎると、公園は再び近所の人の日々の場所にもどる。夏は木陰が多く、夕方の散歩が涼しい。秋から冬にかけては見通しがよくなり、展望台から遠くの山並みがよく見える日が増える。