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帯野農機販売株式会社(おびののうきはんばいかぶしきがいしゃ)

別名: 帯野農機販売、帯野農機

帯野市と周辺の農家に出入りして、畑作用の農業機械の販売と整備を行う、従業員約40人の会社。納めた後の修理と部品の供給まで自社で受け持つ。

概要

帯野農機販売株式会社は、帯野市と周辺の農家に出入りして、農業機械の販売と整備を行う会社である。従業員は約40人で、畑作が中心の北海道の農業を、機械の面から支えている。トラクターや作業機の販売だけでなく、納めた後の修理、部品の供給、シーズン前後の点検までを自社で受け持ち、「売って終わりにしない」ことを方針としている。

沿革

会社は1968年に設立された。当時は、畑作の機械化が進み、馬や人力に頼っていた作業がトラクターと専用の作業機に置き換わっていく時期にあたる。設立以来、北海道の畑作農業を支える機械の取り扱いを軸に、本社のほかに営業拠点を増やしてきた。現在は本社と支店のほか、周辺の町に置いた営業所など、合わせて6か所の拠点を持つ。

事業と取扱品

主力は、畑作に使う作業機の販売である。てん菜やばれいしょ、豆類、小麦といった作物の畑で使う、カルチベーター(中耕除草機)、培土器、てん菜の収穫機、鎮圧ローラー、マルチャーなどを扱う。播種や施肥に使うプランター、グレンドリル、施肥機のほか、ポテトプランターやビートタッパーといった作物ごとの専用機も、取引のある製造会社から仕入れて販売する。

グループ内の製造会社がつくる作業機の総販売元としての役割も持ち、製造と販売、修理が同じ流れの中でつながっているのが特色である。農家が求める細かな仕様の変更や、畑の条件に合わせた調整を、製造側へ伝えやすい。

整備とアフターサービス

農機は、春の作付けと秋の収穫という短い期間に集中して使われる。そのため、故障が出た時にすぐ駆けつけて直せるかどうかが、農家にとっては機械の性能と同じくらい大切になる。同社は整備工場を構え、サービスカーで畑や農家の作業場へ出向いて修理を行う。冬の農閑期には、翌シーズンに向けた分解整備や点検を引き受け、刃物や消耗部品の交換を済ませておく。

部品は、よく使うものを倉庫に在庫しておき、繁忙期に注文から納品までの時間が延びないようにしている。古い機械でも、部品の手配や加工による修理で長く使えるよう相談に乗る。整備を担う技術者は、メーカーの講習や社内の研修で、新しい機種の構造や安全な作業の方法を学んでいる。

拠点と営業のしかた

営業担当は、決まった地区の農家を定期的に訪ね、作付けの計画や機械の調子、更新の時期などを聞き取る。春と秋には展示会や実演会を開き、新しい作業機を実際の畑で動かして見てもらう。農家どうしの口コミも多く、一度納めた機械の面倒を長く見ることが、次の相談につながっている。冬の寒さが厳しい土地柄、始動や油圧まわりの不具合など、低温ならではの相談が寄せられることも多い。

地域とのかかわり

帯野市とその周辺は、広い畑で大規模に作物をつくる農家が多く、一戸あたりの機械の台数も大きい。同社は、そうした農家の機械の選び方から維持までを支える身近な相談先として、地域に根づいている。農協や地元の金融機関とも日ごろから連絡を取り合い、機械の更新や導入の際の資金の相談にも、農家が動きやすいよう橋渡しをしている。また、新規に就農する人や若い後継者には、機械の使い方や点検の基本を丁寧に教えることを大切にしている。

特色

販売、整備、部品、相談を一つの会社で受け持つことで、農家は機械のことを一か所に任せられる。従業員が約40人と小さな所帯だからこそ、顔の見える付き合いと、繁忙期の素早い対応が保たれている。

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