FC2

Field & Community Culture Platform

生活環境データベース » place

桜つつみの土手(さくらつつみのどて)

別名: 桜つつみ、土手、桜堤、つつみの桜並木

田んぼのわきを流れる小さな川ぞいに、約2kmにわたって桜が並ぶ土手。春の花見のほか、朝夕の犬の散歩や季節ごとの散策に使われている。

概要

桜つつみの土手は、千葉県内の田んぼのわきを流れる小さな川ぞいにある土手である。川の両岸に、ソメイヨシノを中心とした桜の木が約2kmにわたって並び、地元では「桜つつみ」と短く呼ばれる。春には花見の人でにぎわうが、ふだんは犬の散歩やジョギングに使う人が多く、朝夕の静かな時間帯には、土手の上を行き来する人の姿が絶えない。

所在地とアクセス

土手は川の流れに沿ってゆるやかに続き、片側には田んぼが、もう片側には住宅地が広がる。電車の駅からは徒歩で数分ほどの場所に入口があり、橋のたもとから土手へ上がる階段やスロープが何か所かある。土手の上の道は舗装されていないところも多く、雨上がりにはぬかるむことがある。専用の駐車場はないため、近くの人は歩いて訪れる人が大半を占める。

歴史

桜の並木は、昭和24年(1949年)に、市の節目を祝う記念事業として、地元の中学生の手で植えられたと伝えられている。それから70年以上がたち、苗木だった桜は太い幹の大木に育った。川の氾濫を防ぐ堤としての役目は今も続いており、桜の根が土手を固める働きも期待されて、木の手入れが続けられている。古くなった木は、枝の剪定や植え替えを重ねて、並木の姿を保っている。

見どころと特徴

見どころは、なんといっても春の桜である。川の両岸に約400本の桜が並び、例年3月下旬から4月上旬にかけて満開を迎える。枝が川の上にせり出して、水面に花びらが浮かぶ景色は、土手ならではのものである。

桜の季節以外にも、土手には楽しみが多い。夏は木陰が涼しく、秋は葉が赤く色づき、冬は葉を落とした枝のむこうに空が広く見える。春先には、まだ硬い芽をつけた枝が川の水かさの変化とともに眺められる。草むらには小鳥が来て、田んぼのあぜ道へも続くため、季節ごとに表情が変わる散歩道になっている。

行事と利用

桜の時期には、実行委員会が開く桜まつりに合わせて、土手に提灯が飾られる。開催期間はおよそ3週間半で、夜は灯りがともり、昼とは違った趣になる。期間中は、ボランティアガイドによる桜の名所をめぐるまち歩きのほか、桜の写真を投稿する催しも行われる。

ふだんの利用では、犬の散歩がもっとも多い。土手の上は車が入らず、リードを持ってゆっくり歩けるため、朝と夕方には犬を連れた人が行き来する。霜の降りた冬の朝や、小雨の日の散歩に訪れる人もいる。ベンチや休憩の場所は限られており、疲れたら橋のたもとの石段で休む人が多い。

周辺

土手のまわりには田んぼや畑、住宅地が広がり、川にかかる橋が散歩の折り返しの目印になっている。桜の季節には、近くの店で花見用のお弁当や菓子が並ぶ。川ぞいに歩いていくと、小さな神社や公園にもたどり着ける。

利用のきまり

花見のころは土手が混みあうため、犬の散歩ではリードを短く持ち、ふんの始末をすることが求められる。桜の木の根元は傷みやすいので、枝を折ったり、根元に入ったりしないよう、地元の人たちが声をかけあっている。

PR 人気の商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス