FC2

Field & Community Culture Platform

生活環境データベース » place

八幡の石段(はちまんのいしだん)

別名: 石段、八幡神社の石段、八幡さまの石段

八幡磯市の坂の上にある総鎮守の八幡神社へ続く石段。表参道の両わきに桜の木が並び、近所では開花が早いことで知られる。

概要

八幡の石段は、八幡磯市の坂の上にある総鎮守の八幡神社へ続く石段です。神社は小高い場所に建っていて、本殿へ行くには、この石段をのぼらなければなりません。表参道の両わきには桜の木が並び、近所のなかでは開花が早いことで知られています。咲く前の枝や、花のあとの若葉も、散歩の人にはなじみの景色です。

所在地とアクセス

神社の所在地は、愛媛県八幡磯市の矢ノ神山です。市の中心の駅から歩いて12分ほどで、まちなかの坂道を登りきったところに石段の入り口があります。石段をのぼると境内は高台にあたり、のぼりきって振り返ると、市街地や港の方角まで見わたせます。足腰に不安のある人のために、石段とは別に、段差をやわらげた裏参道を整える計画も進められてきました。車で訪れる人は、坂の下や周辺の駐車場に停めて、最後の坂道と石段を歩いてのぼります。

歴史

石段の先にある八幡神社は、奈良時代の養老元年(717年)の創建と伝わります。全国に数ある八幡の社のなかでも古いほうから数えて4番目といわれ、平成29年には御鎮座1300年を迎えました。市の名前そのものが、この神社に由来します。かつては周辺の33の村の総鎮守として、地域の人々の信仰を集めてきました。石段は、そうした長い参拝の歴史のなかで、村々から訪れる人びとの足に踏まれながら守られてきた道です。長い年月のあいだに石は丸くすり減り、段のふちには苔が育って、古い参道らしい表情をつくっています。

見どころや特徴

石段の最大の特徴は、参道の桜です。表参道に沿って桜が植えられ、石段の苔の緑と、枝の黒い幹、花の色が重なる春の景色は、この場所ならではのものです。霧雨の朝には、濡れた幹と赤みを帯びたつぼみとの対比がくっきりと見え、花が咲く前の時期にも楽しみがあります。境内には、御本殿と拝殿のほか、郷土館の大広間と社務所が置かれています。昭和34年(1959年)には、県内で初めての神前結婚式場が建てられ、今も雅楽の調べの中で式が執り行われています。段数が多く勾配もあるため、のぼりきったときの達成感と、境内の静けさが印象に残ります。

行事や利用

神社では、年始の初詣をはじめ、七五三、節分、夏の例祭など、季節ごとの祭礼が行われ、そのたびに石段は参拝の人でにぎわいます。とくに秋の例祭には、周辺の地区から多くの人が集まり、石段の両わきに提灯が並びます。春の桜の時期には、花見を兼ねて参拝する人が増え、朝夕は犬の散歩やジョギングの人の姿も見られます。近所の人にとっては、日々の運動の場であり、季節の移ろいを確かめる場所でもあります。

周辺

石段のまわりは、坂の多い八幡磯市の住宅地で、坂の下には市街地と港が広がっています。参拝のあとには、まちなかで地元の魚を使った料理を味わう人も多く、たとえば 味処 浜ひさご のような仕出しと定食の店が、市内で長く親しまれています。坂と石段、そして桜の並木は、この市の風景を形づくる大切な要素になっています。市の概要については 八幡磯市 も参照してください。

PR 人気の商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス