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白野市立朝日野中学校(しろのしりつあさひのちゅうがっこう)
白野市にある公立中学校で、全校生徒は約420人、教員は約30人。城下町の面影が残る市街地に近く、基礎学力の定着と地域とのつながりを大切にしている。
概要
白野市立朝日野中学校は、福島県南部の城下町・白野市にある市立の公立中学校である。全校生徒は約420人、教員は約30人で、市内の小学校を卒業した生徒が通う。男女共学で、学年ごとに複数の学級を置く中規模校にあたる。学校全体で「白野を愛する心」を大切にする方針を掲げ、生徒が夢や目標をもつことの大切さを日々の指導の中心に置いている。
所在地とアクセス
学校は白野市の市街地にあり、城下町の面影が残る一帯の住宅地に近い。通学の多くは徒歩と自転車で、遠方の生徒はバスや保護者の送迎を使う。校地には校舎とグラウンド、体育館、音楽室があり、市内の他の中学校と同じく、地域の行事や避難訓練の場として開放されることもある。所在地は白野市の中心部に近く、町なかの歴史ある通りと住宅地のあいだに位置する。駅からは徒歩でも行ける距離で、朝夕には登下校の生徒の姿が通りに多く見られる。
沿革
戦後の学制改革で新制中学校が発足した昭和20年代に、市内の中学校のひとつとして開校した。その後、市街地の人口の増減や周辺校の再編にあわせて通学区域が見直され、現在の規模に落ち着いた。校舎は昭和の後半に建て替えられ、のちに耐震補強や設備の更新も進められた。平成23年に東日本を襲った大きな地震のあとには、校舎の安全点検と補修が行われ、防災教育への取り組みが強まった。以降、毎年の避難訓練では地震と火災の想定に加え、地域の人と合同で行う訓練も取り入れられている。
教育の特色
教育の柱は、基礎学力の定着と進路指導、そして地域とのつながりである。市長や地域の人と生徒が語り合う「未来フォーラム」のような機会を設け、まちの将来を自分のこととして考えさせている。各界の人を招く講演会も開かれ、生徒の視野を広げ、進路選びの助けとしている。生徒会は「あいさつ運動」を続け、朝の校門で声を交わす習慣が学校の雰囲気をつくっている。授業では少人数での学び合いや、発表を重ねる活動を取り入れ、自分の考えを言葉にする力を育てている。
学校生活と行事
年間の行事には、入学式と卒業式のほか、春の体育大会、秋の合唱コンクールや文化祭、冬の校内マラソン大会がある。体育大会では学年をこえた縦割りの団を組み、応援合戦や綱引きで盛り上がる。合唱コンクールは学級ごとに課題曲と自由曲を仕上げる行事で、保護者や地域の人も聴きに訪れる。2年生は職場体験で市内の商店や事業所を訪ね、3年生は修学旅行で歴史ある都市を巡る。学期末には三者面談があり、進路について生徒と保護者、担任が話し合う。
部活動
運動部には、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球、テニス、陸上などがあり、文化部には吹奏楽、美術、科学、合唱などがある。放課後は部活動の声がグラウンドや体育館に響き、市の大会や地区の大会に出場する部も多い。吹奏楽部は地域の催しで演奏し、美術部の作品は市の展覧会に出品される。活動時間は過度にならないよう定められ、休養日も設けられている。
地域とのかかわり
学校は地域に支えられている。登下校の見守りは保護者や町内会の人が担い、清掃活動や花壇の手入れには地域のボランティアも加わる。生徒もまた、地域の祭りの手伝いや、高齢者施設への訪問、河川や公園の清掃に参加し、まちの一員としての自覚を育てている。災害時には指定避難所として体育館が使われる想定で、地域の防災会との連携も続けられている。
進学と進路
卒業生の多くは、市内や近隣の県立高校、私立高校へ進学する。進路指導は1年生のうちから始まり、職業調べや上級学校の見学、模擬面接などを段階的に行う。3年生には夏休みの補習や放課後の学習会が用意され、受検に向けた準備を学校全体で支えている。