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須浜南郵便局(すはまみなみゆうびんきょく)

別名: 須浜南局

須浜市の南部にある、日の本郵便株式会社の小さな郵便局。郵便・貯金・保険の窓口をひとつのカウンターで扱い、南部の住宅地と田んぼの暮らしを支えている。

概要

須浜南郵便局は、須浜市の南部にある、日の本郵便株式会社の小さな郵便局である。郵便・貯金・保険の三つの窓口を、一つのカウンターでまとめて扱う、いわゆる街の郵便局で、局員は数人ほどの小さな所帯で運営されている。市の中心にある須浜郵便局とくらべると規模は小さいが、南部の住宅地に暮らす人にとっては、いちばん身近な手続きの場所になっている。

所在地とアクセス

局は須浜市の南側、須浜川に近い住宅と田んぼの混ざった一帯にある。港のある中心部からは車で十数分ほどで、周辺は戸建ての住宅や小さな商店、農地が続く。局の前には来客用の駐車場があり、買い物や通勤の途中に車で立ち寄る人が多い。バスや徒歩で来る高齢の利用者も少なくない。道路に面した入口は段差を抑えた造りで、杖や手押し車を使う人も出入りしやすい。

沿革

郵便局の制度は明治初期に始まり、須浜市内でも、町や村ごとに取扱所が置かれて郵便と為替を扱ってきた。須浜南郵便局は、そうした流れのなかで、市の南部に住宅が増えた時期に、地域の窓口として開かれた局のひとつである。国の事業だった時代を経て、公社化と民営化によって日の本郵便株式会社の局となり、現在は同社の窓口として、郵便と金融の両方のサービスを続けている。民営化ののちも、小さな局が閉じられることなく残ってきたのは、南部の住民にとって、近くに用事を済ませられる場所が欠かせないためである。

窓口とサービス

窓口では、手紙やはがき、ゆうパックの引き受け、切手や印紙、はがきの販売を行う。貯金の窓口では、通常貯金の預け入れや払い戻し、送金、公共料金やさまざまな払込みの取り扱いがあり、保険の窓口では、生命保険の相談や契約の手続きを受け付ける。窓口の受付は平日の日中が中心で、土曜・日曜・祝日は原則として休みである。局の外にはATMが設けられ、通帳やカードによる預け入れと引き出しができる。ATMの利用時間は窓口より長いが、土日や夜間は短縮されることがある。

集配と配達

郵便物の集配は、須浜市の中心にある大きな局との連携のもとで行われる。南部の配達区域では、局から出る配達員が、バイクや小型の車で住宅や農家をまわる。田んぼの間の細い道や、山あいへ入る坂道も多いため、地図に載らない家の位置や、季節による道の状態まで、配達員が覚えていることが大切にされている。農繁期には、日中は家が留守になることが多く、不在の通知や再配達の連絡が、いつにも増して丁寧に行われる。

地域とのかかわり

局は、近所の人が顔を合わせる場所でもある。年金の受け取りや、年賀状・暑中見舞いの時期の買い物のついでに、窓口の局員と立ち話をする人も多い。年末には年賀はがきの販売が混み合い、特に局の小さなカウンターは、にぎやかになる。また、高齢の利用者向けに、振り込め詐欺などへの注意を呼びかける貼り紙や声かけが行われ、窓口でお金を引き出す人に、局員がひと言たずねることもある。台風や大雨のときには、郵便物の配達が遅れることがあり、その場合は窓口や掲示で知らせる。

利用のしかた

窓口は、混み合う昼どきや月末、年金の支給日の前後を避けると、待ち時間が短くてすむ。ゆうパックを出すときは、あて名と品名を書いた伝票を、窓口で受け付けてもらう。切手やはがきは、少量なら窓口で、まとめて必要なときは前もって相談しておくと、そろえてもらいやすい。須浜市の郵便局には、市の中心にある須浜郵便局もあり、取り扱いの種類や時間によっては、そちらを使うほうが便利なこともある。

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