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すみれ公園(すみれこうえん)

別名: すみれ公園、すみれ児童公園、みなと台のすみれ公園

柳瀬市のみなと台の住宅地にある、小さな市立の街区公園。ベンチと小さな遊具、木陰の広場があり、歩いて来られる範囲の人が、散歩や子どもの遊び、待ち合わせ、立ち話に使っている。

概要

すみれ公園は、山口県柳瀬市のみなと台の住宅地にある、小さな近所の公園である。都市公園法にもとづく「街区公園」にあたり、市が管理する。入園は無料で、柵や門はなく、いつでも立ち寄れる。

街区公園は、歩いて来られる範囲に住む人の利用を想定した、もっとも身近な種類の公園である。誘致距離はおよそ250m、標準的な面積は0.25ヘクタール(2,500平方メートル)とされる。すみれ公園もこの規模に近く、住宅の屋根と生け垣に囲まれた、ひと目で全体が見渡せる広さである。

所在地とアクセス

みなと台は、瀬戸内海に面した柳瀬市の南東側にある、なだらかな斜面の住宅地である。すみれ公園は、その住宅地の中ほどの、細い生活道路が交わる角にある。

最寄りの鉄道駅からは徒歩で15分ほど、駅からは緩やかな上り坂が続く。公園専用の駐車場はなく、利用者の大半は徒歩か自転車で訪れる。近くには、みなと台の住民が通うみなと台内科クリニックがある。柳瀬市は白壁の商家の町並みで知られ、柳瀬市の中心部からは、バスか自家用車で数分の距離にある。

歴史

みなと台の住宅地は、1980年代に丘陵地を造成して開発された。分譲が進むなかで、開発区域の面積に応じて設ける公園用地のひとつとして、すみれ公園が整えられた。のちに市へ移管され、現在は市の都市公園として管理されている。

公園の名は、開発当初の町内会が、春になると敷地の隅や石垣の根もとにスミレが咲くことにちなんで決めたと伝わる。開設から40年近くがたち、遊具の入れ替えや照明の交換が、市の点検にあわせて少しずつ行われてきた。

見どころと設備

園内には、次のものがある。

広場の地面は、砂場の部分を除いて土を固めた造りで、雨のあとは少し水がたまる。園内の樹木は、サクラ、ウメ、シイなどが中心で、4月上旬には小さな花見をする人もいる。大きなイベント向けの設備はなく、静かに過ごすための公園である。

利用のようす

朝は、犬の散歩や体操の人が立ち寄る。午後は、小学校から帰った子どもたちが集まり、ブランコや鬼ごっこで遊ぶ。通学路の途中にあたるため、友だち同士の待ち合わせや、帰り道の立ち話の場所としても使われている。夕方になると、近所の保護者や高齢の人が、ベンチで言葉を交わす。

夏は、町内会の有志が草取りと清掃を行い、年に数回、市の担当課が遊具の安全点検をする。ボール遊びや花火、夜間の騒ぎは、近隣への配慮から控えるよう、掲示で呼びかけられている。

周辺

公園のまわりは、一戸建てが中心の住宅地で、少し下ると、小さな商店や診療所、バス停がある。坂の下には瀬戸内海が見え、天気のよい日は、公園の入口から遠くの島影を眺められる。

災害時には、近隣の住民がまず集まる、一時的な避難の目安になる場所でもある。小さな公園ではあるが、みなと台の暮らしのなかで、子どもの遊び、散歩、近所づきあいの拠点として長く使われてきた。

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