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北ヶ丘公園(きたがおかこうえん)
高樹市内の住宅地にある面積約21.8haの公園で、弥生時代の集落跡を生かした広い芝生の広場をもつ。星の会の観望会が開かれることもあり、市民の散歩や憩いの場になっている。
概要
北ヶ丘公園は、大阪府の高樹市内、住宅地のなかにある大きな公園である。面積は約21.8haで、野球場でいえば数個分をこえる広さがある。弥生時代の集落の跡が地下に残る土地を生かして整えられ、広い芝生の広場と、水田や畑の景色、遊びの広場、建物の施設がひとつにまとまっている。入園は無料で、近所の人の散歩や子どもの遊び、休日のお出かけの場所として使われている。夜は空が開けているので、星の会の観望会が開かれることもある。
所在地とアクセス
高樹市の中心部に近い住宅地にあり、私鉄の駅から歩いて10分ほど、民営の鉄道会社の駅からは歩いて13分ほどで着く。駅から歩いて行ける距離に、これだけ広い緑の空間があることが、この公園の大きな特徴である。周囲は住宅や学校、商店が並ぶ落ち着いた町並みで、歩く人や自転車の人が多く出入りする。
歴史
この土地は、もともと大学の農場として長く使われていた。農場が移ったあと、地下に弥生時代の大きな集落の跡があることが知られていたこともあり、市がその価値を残しながら公園にすることになった。整備は2段階で進められ、最初の区域が平成31年(2019年)3月23日に開園した。続いて第2の区域が2021年3月に完成し、全体で約21.8haの公園になった。遺跡の保存と、防災の機能、まちのにぎわいづくりを合わせて目的にしている。
見どころと特徴
園内には、弥生時代の暮らしを思わせる区域が分けて設けられている。人が住んだ「居住域」、米づくりなどを行った「生産域」、墓のあった「墓域」の三つで、案内板や再現された風景から、当時の様子をたどれる。中央には広い芝生の広場があり、寝ころんだり、ボール遊びをしたり、レジャーシートを広げたりする人でにぎわう。大きな屋根のある広場や、年齢ごとの遊具の広場もあって、小さな子どもから大人まで過ごしやすい。
園の中心には、教室やスタジオとして使える多目的の部屋と食事のできる場所を備えた施設がある。古い建物を生かした展示と体験の場もあり、カフェもいくつか入っている。
行事と利用
公園を使う市民の会があり、古代米の田植えや稲刈り、防災の取り組みなどを、住民が参加して行っている。星の会の観望会は、夏から秋の夜に芝生の広場で開かれることがあり、月のクレーターや木星の縞模様を、望遠鏡で見られる。ボランティアのスタッフが解説をつけ、子ども連れでも楽しめる。口径4cmほどの小さな望遠鏡をつくる講座が開かれたこともある。雨上がりは芝生がぬれて人が少ないが、季節ごとに、桜の花や新緑、秋の空が楽しめる。
周辺
公園のまわりには住宅地が広がり、駅の近くには商店街と市の中心部が続く。散歩の途中に立ち寄る人が多く、朝のラジオ体操やジョギング、夕方の犬の散歩にも使われる。高樹市の人々にとって、まちのなかで空と緑に触れられる身近な場所である。