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高樹市(たかきし)
大阪府の北東部にある、人口約34万人の市。北部の山地と南部の川沿いの低地にまたがり、住宅地と山のふもとの町が広がる、二つの大都市のあいだのベッドタウン。
概要
高樹市は、大阪府の北東部にある市です。人口は約34万4千人で、面積は約105平方キロメートルあります。市域は東西に約10km、南北に約23kmと、南北に細長く延びています。北部は山地、南部は川沿いの低地で、住宅地と山のふもとの町が広がるのが特徴です。平成15年(2003年)4月に中核市へ移行しました。
所在地とアクセス
大坂市の中心部から約21km、京斗市の中心部から約22kmの位置にあり、二つの大都市のほぼ中間にあたります。そのため、通勤や通学の人が多く暮らすベッドタウンとして発展してきました。民営の鉄道会社の本線の高樹駅には速い列車が停まり、私鉄の高樹市駅も近くにあります。二つの駅の周辺には百貨店や商店街が並び、市の中心の繁華街になっています。南北に通る自動車道と、新しい自動車道も市内を通っており、車での移動にも便利です。駅から少し離れると、落ち着いた住宅地が広がり、買い物や通院も身近な範囲で済ませられます。
地理
北部は山地で、市内でもっとも高い山の標高は約679mです。山あいには渓谷があり、初夏にはホタルが飛び交います。南部は川がつくった低地で、最も低い所の標高は3m余りです。山のふもとの静かな町と、川沿いの平らな住宅地が、ひとつの市の中に同居しています。北部の山林は市民の散歩やハイキングの場にもなり、南部の川沿いには堤防の道が続いて、ジョギングや釣りを楽しむ人の姿が見られます。市内の住宅地には、広い芝生の広場をもつ北ヶ丘公園のような公園もあります。
歴史
市内には古代の大きな古墳が残り、天皇の陵とされる巨大な前方後円墳は、史跡公園として整えられています。周辺の古墳群とあわせて、古くからこの地が開けていたことを伝えています。江戸時代には、譜代の大名家が約220年にわたって城下町を治め、城下には武家屋敷や町人の町が広がりました。近代に入ると街道や鉄道の整備にともない、人の往来が増えました。昭和18年(1943年)1月1日に、府内で9番目の市として市制を施行しました。その後、周辺の町や村を合わせ、北部の山あいの村も加わって、現在の南北に長い形になりました。
産業と特産
製造業では食料品と化学工業が盛んで、古くからの酒造りや菓子づくりも続いています。大都市に近い立地から、商業やサービス業で働く人も多くなっています。北部の山あいでは、茶や栗などの農産物が育てられ、市の特産として知られます。住宅地の広がりとともに、小売店や飲食店、医療機関も数多く集まり、暮らしを支えています。
行政と暮らし
市の行政は高樹市役所が担い、市民課、福祉課、税務課、総務課などが置かれています。中核市として、保健所の運営など、府から移された事務も市が行っています。子育て世代や通勤者の多い市であることから、保育や教育、公園の整備にも力が入れられています。
見どころと行事
史跡公園となった古墳、城下町の名残をとどめる町筋、初夏のホタルが飛ぶ渓谷などが、市の見どころです。季節ごとに、駅前の商店街や各地区でまつりや市が開かれ、地域の人びとの集まる機会になっています。公園では、星の会による観望会が開かれることもあります。