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たかね薬局(たかねやっきょく)
柏峰市の住宅地にある小さな調剤薬局で、薬剤師は3人。近所の高齢の患者が多く、処方箋にもとづく調剤と服薬の説明、一包化や残薬の相談など、暮らしに近い対応を続けている。
| 所在地 | 新潟県柏峰市西町3丁目8番17号 |
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概要
たかね薬局は、新潟県の海沿いにある柏峰市の住宅地に店を構える、小さな調剤薬局である。薬剤師は3人で、事務スタッフ2人とともに店を回している。患者の多くは歩いて通える範囲に住む高齢の人で、10年以上同じ薬局を使い続ける人も珍しくない。大きな病院の門前ではなく、住宅地の診療所に近い立地のため、顔なじみの患者が多く、名前を呼んで迎えられる距離の近さが店の持ち味になっている。
沿革
住宅地の開発が進んだ時期に、近くの診療所の処方箋を受ける薬局として開局した。医薬分業が広がるなかで、診療所で出された処方箋を近所で受け取れる場所として定着した。開局当初は薬剤師1人と事務員1人の体制だったが、来局する患者が増えるにつれて薬剤師を増やし、現在の3人体制になった。
その後、調剤室の機器の入れ替えや待合スペースの改装を重ねてきた。散剤を量る天秤や錠剤の分包機を新しいものに替え、電子薬歴を導入して、過去の服薬の記録をすぐに呼び出せるようにした。待合には段差をなくして椅子の数を増やし、高齢の来局者が座って待ちやすい店内へ整えている。
事業と特徴
主な業務は、医師の処方箋にもとづく調剤と、薬の飲み方や副作用についての説明である。薬の名前や量、飲み合わせを確認したうえで、一人ひとりの薬歴を記録し、次回以降の相談に役立てている。処方内容に疑問があるときは、薬剤師が処方した医師に問い合わせて確認する。
高齢の患者が多いため、次のような工夫をしている。
- 複数の薬を飲む時点ごとにまとめる「一包化」を行い、飲み忘れや飲み間違いを減らす。
- 文字を大きく書いた説明書を使い、薬の形や色も口頭で伝える。
- お薬手帳を使って、他の病院でもらった薬や市販薬との重なりを確認する。
- 薬が余っていないか、残薬の相談に乗り、必要に応じて医師へ調整を伝える。
- 粉薬が飲みにくい人には、服薬ゼリーや飲みやすい剤形への変更を提案する。
風邪薬や湿布、栄養補助の品などの一般用医薬品も少し置き、体調の相談だけで立ち寄る人にも応じる。
店舗と営業
店は住宅地の通り沿いにあり、間口は広くないが、入口は車いすやシルバーカーでも入れるようにしてある。駐車場は3台分ほどで、車で来る人のほか、徒歩や自転車で訪れる人が多い。近くの診療所へ通う人が帰りに寄ることが多く、診療日の午前と夕方に来局が集中する。営業は平日が中心で、土曜は午前のみ、日曜と祝日は休みとしている。混み合う時間帯には、薬ができるまで待合で座って待てるよう、受付で順番を案内している。
地域とのかかわり
足が弱って通院や買い物が難しくなった人のために、事情に応じて薬の配達や、家族への説明を行うことがある。独り暮らしの高齢者が多い地区では、薬を受け取りに来た人の顔色や歩き方の変化に気づいて、家族や診療所へ知らせる役目も果たしている。
冬は雪の多い土地柄のため、道が悪い日には来局を無理にすすめず、電話で相談を受けて薬を後日に届けるなど、柔軟に対応する。薬の飲み方や健康についての相談を気軽に受けられる、まちの身近な薬局として、地域の暮らしを支えている。