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駅前のレコード店(えきまえのれこーどてん)

別名: 駅前のレコード屋、駅前のCD店

館原市の駅前にあった、CDやレコードを売る店。駅直結の商業ビルの上階に入り、約4万枚の在庫をそろえて、音楽好きの学生や勤め帰りの人に親しまれた。

概要

館原市の駅前にあった、CDやレコードを売る店です。駅の改札から歩いてすぐの商業ビルの上階に入り、邦楽・洋楽を問わず、さまざまなジャンルの盤を扱っていました。売り場は約98坪(およそ320平方メートル)あり、駅前の店としては広く、在庫は約4万枚にのぼりました。「小さな店」と呼ばれたのは、大きな駅ビルの中の一店舗という佇まいで、通りに面した大きな看板を掲げた店ではなかったからです。いまは営業していませんが、駅前で買ったCDの思い出を語る人は少なくありません。

所在地とアクセス

店は館原駅の前にある商業ビルの7階にありました。駅からは連絡のデッキでビルに入れるため、雨の日でも傘を使わずに通えました。ビルの入口からはエレベーターとエスカレーターで上がり、上階の一角に売り場が広がっていました。住所は館原市の駅前の区画で、電車の乗り換えの合間や、学校帰りに立ち寄る人が多い場所でした。

開店の経緯

店が駅前のビルに入ったのは2017年10月のことです。それまで駅前には、CDやレコードをまとまった数で見られる店が少なく、新譜を探すには郊外の大型店や隣の市まで足を運ぶ必要がありました。駅前に専門店ができたことで、通勤・通学の途中で新譜を手に取れるようになった、と受け止められました。開店の日には、発売日に合わせた特典つきの盤を求める人が早くから並びました。

品ぞろえと売り場

売り場は、邦楽、洋楽、クラシック、ジャズ、アニメやゲームの音楽、アイドルなどにわかれ、棚ごとに店員の手書きの紹介札が添えられていました。CDが中心でしたが、近年のアナログ盤の人気にあわせてレコードの棚も設けられ、新譜の再発盤や中古に近い古い盤を探しに来る年配の客もいました。また、音楽に関連する雑誌や小さなグッズ、ポスターも扱い、予約した盤は店頭で受け取れました。会員向けのポイントカードがあり、通い続けるほど割引が受けられる仕組みでした。

イベントと客層

店では、新譜の発売にあわせた展示や、歌い手を招いた小さなライブ、サイン会などが折にふれて開かれました。売り場の隅にあるスペースに、ファンが集まって歌声を聴く光景がしばしばありました。客層は、高校生・大学生から、仕事帰りの会社員、休日に家族で訪れる人まで幅広く、とくに発売日の夕方は、新譜を求める人で混み合いました。十八歳のころに初めて自分で選んだ一枚をこの店で買った、という思い出を持つ人もいます。

閉店とその後

通信での配信や、ネット通販が広まるにつれて、駅前の店でCDを買う人は少しずつ減っていきました。店は営業を終え、売り場だった場所には別の店が入っています。それでも、駅前のビルの上階にあったレコード店は、いまも市の人たちが音楽の記憶と結びつけて思い出す場所のひとつです。

周辺

館原市は群馬県南東部にあり、製粉とうどんのまちとして知られています。駅の周辺には商業ビルのほかにも小さな商店が並び、買い物のついでに店へ立ち寄る人も多くいました。市の概要については館原市を参照してください。

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