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堤公園(つつみこうえん)

別名: 堤公園(東嶺空港そば)

東嶺市の東嶺空港に隣接し、滑走路の端がフェンスごしに見える近所の公園。小高い丘から離着陸を眺められ、飛行機の撮影や散歩に親しまれている。

概要

堤公園は、東嶺市にある東嶺空港の滑走路の端が、フェンスごしに見える公園です。滑走路の北寄り、西側に隣接していて、空港の利用者よりも、飛行機を眺めたり撮ったりするために訪れる人に親しまれています。遊具やベンチもあり、近所の人の散歩や休憩の場でもあります。入園は無料で、いつでも自由に立ち寄ることができます。

所在地とアクセス

公園は山形県の東嶺市内、東嶺空港の滑走路の北端の西側にあります。空港ターミナルからは離れていて、徒歩では15分ほどかかります。車で行く場合は、近くの工場のそばの道に案内看板が出ており、「公園まであと900メートル」といった表示を頼りに進みます。地図には載っていないことがあるため、初めて訪れるときは、事前に場所を確かめておくと安心です。駐車場は数台分と小さく、台数に余裕はありません。撮影の人が集まる日は早めに埋まるので、近くの道に長く停めたりせず、譲り合って使うことが求められます。

歴史

公園は、平成14年(2002年)ごろに整えられたとされています。空港の北側の一角を利用し、滑走路を見渡せる小高い場所をつくって、遊具、トイレ、駐車場をそろえました。空の玄関口と果樹のまちという二つの顔をもつ東嶺市のなかで、空港に親しめる場所として使われてきました。整備の後は、飛行機好きの人たちの間で少しずつ知られるようになり、休日には遠くから訪れる人も見られます。

設備と特徴

園内には、公衆トイレ、ベンチと東屋、小型の遊具があります。公園は少し高くなった丘の上にあり、飛行場を一望できます。滑走路がすぐ目の前に広がるため、ターミナルの屋上から見るよりも、迫力のある離着陸を楽しめます。滑走路との境にはフェンスがあり、その網目ごしに、機体が走り出すところや、前脚が浮く瞬間を見ることができます。定期便のほか、小型のプロペラ機やヘリコプター、自衛隊の機体が見られることもあります。ベンチや東屋は、風や小雨をしのぎながら機体を待つのに便利で、長い時間粘る人にも重宝されています。

撮影と利用

撮影を目的とする人にとっては、滑走路の端に近いことが大きな魅力です。着陸してくる機体は、遠くから次第に大きくなり、ライトがはっきり見えたあと、目の前を一気に通りすぎます。くもりの日は光が均されて、白い機体の細かい塗装まで写りやすく、雪の日は空が白くなるため、露出の補正が欠かせません。フェンスの網目が写り込みやすいので、レンズを網目に近づけて撮る工夫をする人もいます。一方で、散歩やベンチでの休憩に使う近所の人も多く、子どもが遊具で遊ぶそばで、望遠レンズを構える人が並ぶ光景が日常になっています。

四季と周辺

東嶺市はさくらんぼの産地として知られ、初夏には周辺の果樹園が色づきます。冬は雪が降り、空港の運用にも影響が出るため、雪の日の離着陸を目当てに訪れる人もいます。公園の周りには、工場や畑が広がり、静かな環境です。飲食店や売店は近くになく、飲み物や軽食は事前に用意しておくのが安心です。夕方には、西の空が染まるなかを最終に近い便が離陸し、機体の影が滑走路に長くのびます。

利用のしかた

フェンスや滑走路には、決して立ち入らないことが求められます。機体の安全にかかわるため、ドローンの飛行や、強い光を機体に向けることは避けます。ごみは持ち帰り、離着陸の音に驚く小さな子どもや、近所の人への配慮も大切です。