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浦洋運輸株式会社(うろようんゆかぶしきがいしゃ)
1968年5月創業の運送会社で、銚浦市に本社と車庫を置く。地元の水産加工品・食品・建材の輸送と、市内の集配や関東の中距離便を手がける。
| 所在地 | 千葉県銚浦市新栄町2丁目31番6号 |
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概要
浦洋運輸株式会社は、千葉県北東端の漁港のまち、銚浦市に本社と車庫を置く運送会社である。1968年5月に創業し、地元の水産加工品、食品、建材の輸送を柱に、市内や近隣の集配と、関東一円への中距離便を受け持っている。従業員は50人ほど、保有する車両は大小あわせて40台前後の中小規模の会社で、荷主との顔の見えるつきあいを続けてきた。
沿革
創業は1968年5月で、当初は数台のトラックで、港に水揚げされた魚の加工品を近隣の市場や問屋へ運ぶ仕事から始まった。1970年代には、醤油や調味料などの食品の荷も増え、市外への定期便を開設した。1980年代に入ると、住宅の新築が増えたことを背景に、合板や断熱材、サッシといった建材の輸送が加わった。1990年代には冷蔵・冷凍車を増やして生鮮に近い荷にも対応し、2000年代にはデジタル式運行記録計と車載の通信機器を全車に載せ、運行と配車の管理を見直した。近年は、運転者の労働時間の規制に合わせて、日帰りで戻れる運行の組み方に力を入れている。
事業内容
事業は大きく三つに分かれる。
- 地場の集配: 市内の水産加工場や食品工場、スーパー、飲食店を回り、荷を集めて仕分け、翌朝までに届ける。朝の便は早く、魚市場の動きに合わせて午前4時台に出る車もある。
- 中距離便: 東京、埼玉、神奈川、茨城などの関東各地へ、毎日の定期便を走らせる。帰り便では関東から建材や食品の原料を積み、空で戻らないよう組んでいる。
- 建材輸送: 工務店や建材商社向けに、合板、石膏ボード、断熱材などを現場まで届ける。クレーン付きの車両を備え、積み下ろしまで受け持つ。
車両と安全への取り組み
車両は、2トンから10トンまでの箱車、冷蔵・冷凍車、クレーン付きの平ボディ車などをそろえる。整備は車庫内の整備場で行い、日常点検と定期点検を欠かさない。運転者には月ごとの安全講習を行い、運行前のアルコール検査と、点呼の記録を徹底している。こうした取り組みが評価され、事業者の安全性を評価する国の認定制度で、安全性優良事業所の認定を受けている。
所在地とアクセス
本社と車庫は、銚浦市の港に近い、倉庫や加工場が並ぶ一角にある。漁港や魚市場まで車で数分の距離で、国道へも出やすく、早朝の出庫に向いている。敷地には事務所棟、駐車場、荷さばき場、整備場があり、冷凍・冷蔵の荷を一時的に置ける小さな保管スペースも備える。
地域とのかかわり
港のまちの産業は、水揚げされた魚を加工し、時間をおかずに運ぶことで成り立っている。浦洋運輸はその最後の一区間を担う会社として、地元の加工場や食品会社に長く頼られてきた。年末の繁忙期には荷が一気に増えるため、取引先と事前に打ち合わせて運行を組む。また、地元の高校生の職場見学や運転者の採用にも力を入れ、まちで働く若い人を増やすことを目指している。災害時には、市の求めに応じて物資の輸送に協力する取り決めも結んでいる。