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道立朝日野高校(どうりつあさひのこうこう)
朝日野市にある北海道立の全日制普通科の高等学校。明治40年に庁立の女学校として始まった歴史をもち、文武両道と探究学習で知られる。
概要
道立朝日野高校は、朝日野市にある北海道立の全日制高校です。設置されているのは普通科で、男女共学です。校訓は「研学・高邁・溌剌」で、学業と部活動の両立をめざす文武両道を目標にしています。校則は比較的ゆるやかで、自由で伸び伸びとした、生徒一人ひとりの個性を生かす校風があります。全校の生徒数は600人前後で、男女の数はほぼ同じです。北海道の内陸にある中核市の高校として、市内外から通う生徒を受け入れています。
沿革
前身は、明治40年3月10日に北海道庁立の女学校として設立が認可された学校です。同年5月1日に第1回の入学式が行われました。大正4年4月には、校名を市の名を冠した庁立の高等女学校に改めました。戦後の学制改革を経て男女共学の道立高校となり、昭和49年には現在の場所へ移転しています。平成15年には新しい校舎が使われはじめ、校舎にはエレベーターも設けられました。開設から100年以上の歴史をもち、市内でも古い部類の学校です。長い歴史のなかで多くの卒業生を送り出し、地域の教育を支えてきました。
教育の特色
普通科は、大学などへの進学を主な進路とするカリキュラムを組んでいます。平成27年度には国からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、道内では最も北にある指定校として知られるようになりました。理科や数学の探究学習は、一部の生徒だけでなく普通科の生徒も対象としています。課題研究や発表の機会を通じて、自分で問いを立てて調べる力を育てることをねらいにしています。1年次には基礎的な科目を幅広く学び、2年次以降は進路に応じて科目を選ぶ仕組みで、3年次には大学入試に向けた演習にも時間をあてています。
学校行事と生徒の活動
毎年7月には、3年生が大学合格の祈願をかねて、近くの山へ日帰りで登山をします。学校祭は「朝日野高祭」と呼ばれ、学年ごとのブロックに分かれて仮装やダンスパフォーマンスを競い合う、学校で最も大きな行事です。準備は数か月前から始まり、生徒が自分たちで企画し運営します。部活動も盛んで、運動部と文化部の両方に多くの生徒が所属し、冬の長い土地柄から、屋内や雪の上で行える活動にも力を入れています。
校風と生徒の生活
校則がゆるやかな分、生徒には自分で考えて行動する姿勢が求められます。授業では、教員との距離が近く、質問や相談がしやすい雰囲気があるといわれます。冬は気温が氷点下になる日が続くため、通学には除雪された道や公共交通機関を使う生徒が多く、積雪の朝には早めに家を出る習慣が根づいています。昼休みや放課後には、図書室や自習室で学ぶ生徒の姿も見られます。
所在地と周辺
学校は朝日野市内にあり、昭和49年の移転以降、現在の場所で教育を続けています。周辺は住宅地と学校施設が混在する落ち着いた地域で、通学には徒歩、自転車、バス、保護者の送迎などが使われます。同じ市内には市立の小中学校や朝日野厚生病院などもあり、学校は地域のなかで進学や学びの拠点として親しまれています。
地域とのかかわり
学校は、地域の大学や企業、行政と連携した学習の機会を設け、探究活動の成果を地域に向けて発表することがあります。卒業生は道内外の大学や専門学校、就職へと進み、同窓会を通じて母校の行事や活動を支えています。