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橋倉市立図書館(はしくらしりつとしょかん)
橋倉市の中心にある公立の図書館。市の教育文化会館の5階に入り、蔵書約16万冊、年間貸出約24万冊で、子どもから高齢の人まで広く使われている。
概要
橋倉市立図書館は、橋倉市の中心にある公立の図書館である。市の教育委員会が運営し、市民が本や雑誌、絵本、調べものの資料を無料で借りて読める場所として使われている。蔵書はおよそ16万冊で、職員は6人ほど、そのうち司書が4人を占める。利用登録者は3万6千人ほどで、市の人口を考えると、多くの世帯が何らかの形で利用していることになる。橋倉市の暮らしに根づいた公共施設の一つであり、読書だけでなく、調べもの、学習、地域の情報収集の拠点としての役割も担っている。
所在地とアクセス
図書館は市役所に近い東家一丁目にあり、市の教育文化会館の5階に入っている。建物の上階にあるため、一階から昇降機で上がる。市の中心部にあるので、通勤や通学の途中、買い物のついでに立ち寄る人も多い。電話での問い合わせや予約の相談も受け付けている。館内には窓際に閲覧席が並び、日がよく入るため、二階建ての図書館とは違った、見晴らしのよい読書の場所として親しまれている。書庫から資料を運ぶ台車の音がかすかに聞こえる程度の、静かすぎない落ち着いた雰囲気も特徴である。
開館時間と休館日
開館時間は午前9時から午後6時まで。休館日は毎週月曜日と年末年始(12月29日から1月3日)で、このほか蔵書点検の期間と臨時の休館日がある。火曜日から日曜日までは祝日も開いているため、土日に家族で訪れる人が多い。月曜が休みのため、返却のための窓口や返却棚の使い方は、利用案内に掲示されている。仕事帰りに寄る人は閉館の午後6時に間に合うよう、夕方の早い時間に訪れることが多い。
貸出とサービス
貸出は一人30冊まで、期間は1か月間と、ゆとりのある条件になっている。借りた資料は、図書館の窓口のほか、地域の公民館などでも返却できるので、遠くから来る人も続けて利用しやすい。年間の貸出は24万冊ほどにのぼり、そのうち児童向けの本が半分を超える約13万冊を占める。子育て世代に支えられた図書館であることがわかる。貸出の上限まで借りていく人も少なくなく、科学史の本や山の随筆といった一般書も、一階の新刊棚を中心によく手に取られている。館内にない資料は、他の図書館から取り寄せる相談にも応じている。
子どもと家庭への取り組み
乳幼児と児童に向けた読み聞かせの会が、午前10時30分ごろから開かれる。館内には絵本の棚がまとまっており、親子で座って読める。館内の掲示や飾りつけには、ボランティアの手づくりのものが多く、季節ごとに入口の飾りが変わる。夏休みには、調べ学習のための本を集めた特集の棚が設けられ、近隣の小学校や中学校の児童生徒が宿題や自由研究のために訪れる。児童書の貸出が全体の半分を超えているのは、こうした取り組みが家庭に定着している表れといえる。
地域とのかかわり
図書館は、公民館や学校と連携しながら、市内の読書活動を支えている。地域の公民館で返却できる仕組みは、車を持たない高齢の人や、中心部から離れて暮らす家庭にとって助けになっている。返却棚には、古い貸出カードが後ろに残る長く蔵書されてきた本が並ぶこともあり、山の随筆集のように、題名ではなく背表紙や履歴の古さに引かれて手に取られる出会いも生まれる。市の中心にある、誰でも無料で立ち寄れる学びと憩いの場として、世代を問わず日常の中に溶け込んでいる。
利用のしかた
利用するには、住所などを確認できるものを窓口に示して、利用登録をする。登録後は、市内の人だけでなく、近隣に通勤・通学する人も借りられる場合がある。予約した資料は、窓口で受け取る。返却は開館時間内に窓口へ持っていくほか、地域の公民館でも受け付けている。館内での閲覧や調べものは、登録をしなくても自由にできる。