FC2

Field & Community Culture Platform

生活環境データベース » place

北登市(ほくとし)

別名: 北登、北登都市圏

岩手県南西部にある人口約9万1千人の工業都市。南北と東西の自動車道が交わる交通の要地に、半導体や自動車部品の工場が集まり、そのまわりに水田が広がる。

概要

北登市は岩手県の南西部にある市で、面積はおよそ437平方キロメートル、人口は約9万1千人。県内では盛丘市、奥洲市、一堰市に次ぐ4番目の人口規模をもつ。市の木はさくら、市の花はしらゆり(ヤマユリ)である。市内には工場が集まる工業団地が広がり、そのまわりには水田が続いている。隣の花牧市とあわせて「北登都市圏」をつくり、都市圏の人口は約22万人にのぼる。

所在地とアクセス

市は「東北の十字路」と呼ばれ、南北に走る自動車道と、西の秋嶺市方面へ向かう自動車道が交わる位置にある。前者は昭和52年(1977年)、後者は平成9年(1997年)に開通した。新幹線は昭和57年(1982年)に開業し、盛丘市までは約45km、仙堂市までは約138km、秋嶺市までは約107kmである。鉄道の本線も市内を通り、西へ向かう支線も分かれている。道路と鉄道の両方で県内外へ出やすいことが、工場の立地を支えてきた。市の中央には大きな川が南北に流れ、その両岸に平地が開けている。

歴史

現在の北登市は、昭和29年(1954年)に新設合併で発足した旧北登市が基になっている。平成3年(1991年)4月1日には、和我町と江釣野村を合わせて現在の市域になった。この合併は、のちの「平成の大合併」に先がけた例として、全国の市町村から手本にされた。それ以前の北登市は、盆地の水田地帯と川沿いの町として栄えた土地であり、昭和の後半に工業団地の整備が進んで、農業のまちから工業のまちへと姿を変えていった。

産業

北登市は東北有数の工業都市で、市内には180社を超える企業が集まる。製造品出荷額は約3,722億円(2015年)で、県内第2位である。記憶用の半導体(フラッシュメモリ)を作る大きな工場や、自動車関連の部品工場が代表的で、精密部品や電子部品、機械金属の会社も多い。市内には北登精機株式会社のような精密部品メーカーや、北登オフィスサプライ株式会社のような事務機器の販売会社もある。一方で、工場のまわりには水田が広がり、米づくりも続いている。工業団地は交通の便のよい自動車道の近くに複数あり、企業誘致の取り組みが長く続けられてきた。

見どころと行事

川沿いの公園には、全国の桜の名所百選に選ばれた桜並木があり、春には多くの花見客が訪れる。夏には、地域に伝わる芸能が一堂に集まる祭りが開かれ、市内外から人が集まる。秋には農産物の収穫を祝う催しも行われる。市の花のしらゆりは、初夏に山あいで花を咲かせる。

暮らしと周辺

市内には住宅地と商業施設がそろい、工場で働く人や家族が暮らしている。東西の自動車道を使えば、日本海側の都市へも通いやすく、内陸と沿岸をつなぐ物流の拠点にもなっている。隣の花牧市とは通勤や買い物で結びつきが強く、二つの市をあわせた都市圏として人口と産業が集まっている。冬は雪が降るが、豪雪地帯ほどではなく、水田の広がる田園風景のなかに工場の建物が点在する景色が、このまちの特徴になっている。

PR 人気の商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス