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ホテル汐路苑(ほてるしおじえん)

別名: 汐路苑、汐路苑ホテル

和歌山県の谷辺市の海沿いの温泉地区にある、1968年創業の大型リゾートホテル。客室は158室で、海を望む展望の湯と夕日の景色、地魚の料理で知られる。

概要

ホテル汐路苑は、和歌山県の谷辺市の海沿いの温泉地区にある、1968年創業のリゾートホテルである。客室は158室で、ほとんどの部屋から海が見える。昔ながらの温泉宿のもてなしと、近年手を入れた新しい食事処や浴場を併せもち、家族連れから団体、夫婦での旅行まで、幅広い客を迎えている。夕日の名所として選ばれた海の景色が、このホテルの何よりの売りである。

沿革

建物は1967年に建てられ、翌1968年に宿として営業を始めた。温泉地区が観光地として広く知られるようになった時期に重なり、団体旅行の宿として歩み出した。1989年に大きな改築を行い、客室と宴会場を整えた。その後も浴場や食事処を少しずつ改め、プールや遊戯室などの設備を加えて、宿泊のほかに一日を過ごせるリゾートへと姿を変えてきた。

客室

客室は、洋室のスタンダードツインと、8畳から12畳ほどの和室が中心である。海側のデラックスツインは広さ約50平方メートルで、海を向いた和の休み処が付く。最上級の角部屋のスイートは約80平方メートルで、二方向から夕日を眺められるテラスを備える。ほとんどの客室に空気清浄や加湿の機器があり、冷蔵庫や温水洗浄便座も付いている。

温泉と浴場

湯は、古くから知られる谷辺市の海沿いの温泉を引いている。大浴場には「三段の湯」と呼ぶ海に面した浴場があり、深さ約120センチの立ち湯、熱め・ぬるめ・水風呂の湯船、屋外のプールがそろう。季節にはよもぎ、しょうぶ、ゆずの薬湯が楽しめる。洗い場には5種類から選べるシャンプーバーを置き、湯上がりの休憩ラウンジやマッサージもある。太平洋を望む幅約30メートルの足湯テラスは、宿泊客以外にも親しまれている。

食事と施設

館内には3つのレストランと2つのカフェがある。薪窯で焼くピザが人気のビュッフェ、生けすを備えた和食処「いけす円座」、すし処、バー、毎日焼きたてのパンを出すベーカリーカフェなどで、季節の地魚と地元の食材を味わえる。海に面した食事処「ミカンテラス」からは、広い海を見渡せる。このほか、屋外プール、ビリヤードや卓球、クライミングウォール、ゴルフのシミュレーターを備えた遊戯室、カラオケ、売店、貸し自転車があり、沖合約100メートルの海中展望塔にも足を延ばせる。

所在地とアクセス

所在地は谷辺市の海沿いの温泉地区である。最寄り駅から路線バスで約20分、車やタクシーなら10〜20分ほどで、地方の空港からはタクシーで約10分、高速道路の出口からは車で約15分の距離にある。駐車場は約200台分で、宿泊客は無料で利用できる。

地域とのかかわり

谷辺市の温泉地区は、海水浴と温泉、夕日の景色を目当てにした宿が並ぶ土地で、ホテル汐路苑はその代表的な大型宿の一つである。地元の漁港から届く魚介と、県内の果物や野菜を食事に使い、土地の味を伝える役を担っている。観光の宿であると同時に、地区の雇用と夏の海水浴客の宿泊を支える存在でもある。

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