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石窯パン こはく(いしがまぱん こはく)

別名: 石窯パンこはく、こはく、こはくのパン屋

丸浜市の住宅街の角にある、2009年開業の個人経営の小さなパン屋。スペインの職人がつくった石窯と電気オーブンでパンを焼き分けており、手づくりのフィリングを詰めたカレーパンが看板商品である。

概要

石窯パン こはくは、丸浜市の住宅街の角に店を構える、個人経営の小さなパン屋である。2009年(平成21年)6月8日に開業した。店の奥にあるスペインの職人がつくった石窯と、電気オーブンを使い分けてパンを焼いている。石窯ではハード系のパンや惣菜パンを高温で一気に焼き上げる。電気オーブンでは、温度を細かく管理したい食パンや菓子パン、焼き菓子を焼く。看板商品は、手づくりのフィリングを詰めて揚げたカレーパンである。ほかに、塩パン、塩メロンパン、ソーセージを挟んだドッグパンなど、毎日の食事やおやつに向くパンを中心にそろえている。

沿革

店主が「まちの人が毎日通えるパン屋」を目指して設計し、2009年6月8日に開業した。開業にあたっては、焼き上がりの香ばしさを出すために、海外の職人の手による石窯を据えた。石窯だけでは焼き色や火の通りをそろえにくいパンもあるため、電気オーブンも同時に入れ、パンの種類によって窯を使い分ける今のやり方が開業当初からの形になっている。その後、店頭の品ぞろえを少しずつ広げ、季節の素材を使ったパンや、地元の農産物を生かした商品も加えていった。作り手は海外の製パンの現場を見学したり研修を受けたりして、得た技術を日々のパンづくりに取り入れている。

商品と製法の特徴

いちばんの特徴は、石窯の強い熱で焼くことで生まれる、外側の香ばしさと中のしっとりした食感である。看板のカレーパンは、店で仕込んだカレーのフィリングを生地で包んで揚げたもので、開業以来の定番として多くの客に買われている。パンに詰めるクリームや惣菜のフィリングも、なるべく店で手づくりしている。季節によっては、地元で採れた野菜や果物を使ったパンも並ぶ。電気オーブンで焼く食パンや菓子パンは、子どもから年配の人まで食べやすい、やわらかな口当たりにしている。商品の名前やかたちを工夫した、子ども向けのかわいらしいパンも作っている。

店舗と営業

店は住宅街の角地に建ち、窯の熱を逃がすために天井を高くした店内に、焼き上がったパンを木の棚に並べている。店内には買ったパンをその場で食べられる小さなイートインの席があり、天気のよい日には外のテラス席も使える。店の一角には小さな子どもが遊べる場所を設け、家族連れでも買い物しやすいようにしている。営業時間はおおむね午前9時から午後7時までで、定休日は火曜日である。朝は通勤前の人や朝食用のパンを求める人、昼は近くで働く人、夕方は学校帰りの子どもや買い物帰りの人が立ち寄る。人気のパンは焼き上がりの時間に合わせて並べ直すため、時間帯によって棚の顔ぶれが変わる。

立地と周辺

店のある住宅街は、丸浜市の市街地の外側に広がる地域にあり、店の近くからは丸浜市を代表する山、飯森山の姿を望める。周囲は戸建ての住宅が多く、車で訪れる人のほか、歩いたり自転車に乗ったりして来る近所の人も多い。丸浜城のお堀のまわりや、土師川の土手を散歩する人が、帰りにパンを買っていくこともある。

地域とのかかわり

開業から十数年、住宅街のパン屋として、近所の家庭の朝食やおやつ、子どもの弁当用のパンを支えてきた。地元で採れた農産物をパンに取り入れることで、地域の作り手と食卓をつなぐ役割も担っている。店の焼き菓子やパンは、近所の人が手土産に使うこともある。

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