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糸浜市役所(いとはましやくしょ)
沖縄県南部の海沿いの市、糸浜市の行政事務を担う市の役所。平成14年に新しい庁舎へ移り、住民課、福祉課、税務課などの窓口を通じて、約6万人の市民の暮らしを支えている。
概要
糸浜市役所は、沖縄県南部の海沿いにある糸浜市の行政事務を担う市の役所である。住民課、福祉課、税務課などを置き、戸籍や住民票の窓口から福祉、税、産業、教育、水道までの事務を行っている。市の人口は約6万人で、役所は市民の日々の手続きの中心になっている。市長のもとに部と課が置かれ、市民の意思を代表する市議会は定数21人である。
所在地と庁舎
庁舎は市内の潮ノ崎町1丁目にあり、市の中心に近い海側の一角に建つ。敷地は約1万3,800平方メートルで、延べ床面積は約1万5,400平方メートル、鉄筋コンクリート造の建物である。一部にプレキャストコンクリートの工法が用いられ、駐車場には約117台が停められる。自家用車で来る市民が多い土地柄に合わせ、来庁者用の駐車スペースが広くとられている。
沿革
糸浜市は、昭和36年(1961年)10月1日に旧糸浜町と周辺の三つの村が合併して新しい町となり、昭和46年(1971年)12月1日に市制を施行した。市役所はこの市制施行とともに市の役所として発足している。
もとの庁舎は、平成2年(1990年)に都市計画として決まった国道のバイパスの予定線上にあった。このため、道路の整備に合わせて新しい庁舎を建てることになった。新庁舎の工事は平成12年(2000年)10月23日に始まり、平成14年(2002年)3月31日に完成した。業務は平成14年5月7日から新しい場所で始まり、現在に至っている。
組織と主な窓口
市民が最もよく使うのは、住民課の窓口である。ここでは住民票や印鑑登録、戸籍の届出、転入や転出の手続きを扱う。福祉課は、高齢者や障がいのある人、子育て世帯への支援、生活に困っている人の相談を受け持つ。税務課は市民税や固定資産税、軽自動車税などの賦課と納税の相談に応じる。
このほか、総務、企画、財政、建設、農林水産、環境、水道、教育などの部署があり、市の事業を分担している。海に面した市であるため、漁港や水産業にかかわる事務も大切な仕事のひとつである。
地域との関わり
糸浜市は漁業のまちとして知られ、昭和57年(1982年)に完成した漁港の周辺には水産加工の工場が立ち並ぶ。内陸側では畑作や畜産が営まれ、伝統工芸のガラスや漆器もある。市役所はこうした産業の振興や、地元の祭り、行事の支援も行っている。
中心都市の浦副市や奈覇市に近い立地から、近年は住宅地としての人口の増加も続く。そのため、転入の手続きや子育て支援、保育の相談の窓口がにぎわうことも多い。災害の多い地域でもあり、台風や津波に備えた防災の計画づくりと、避難場所の周知も市役所の大切な役目である。
利用のしかた
窓口の受付は、平日の昼間に行われている。住民票などの証明書は、コンビニエンスストアの端末でも受け取れる。引越しや出生、結婚といった暮らしの節目には、転入届や出生届のために多くの市民が庁舎を訪れる。庁舎内には、各課の窓口に加えて、市議会の議場や会議室も置かれている。