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カワヅ薬品(カワヅやくひん)
小岳市に本部を置く、郊外型の大型ドラッグストアのチェーン。医薬品に加えて食品や日用品も幅広くそろえ、関東・東北を中心に多くの店舗を展開する。
概要
カワヅ薬品は、栃木県小岳市に本部を置くドラッグストアのチェーンである。一般的なドラッグストアよりはるかに広い売り場を持つ郊外型の大型店を主力とし、「メガ・ドラッグストア」とも呼ばれる。関東と東北を中心とする東日本に、400店近い店舗を展開している。企業としては証券取引所のプライム市場に上場している。経営の理念は「ファーマシー・モア(薬局以上)」で、顧客の健康で快適な暮らしを支えることを掲げる。
沿革
昭和35年(1960年)7月、栃本市で医薬品などを売る小売店「河津薬品」として創業した。昭和42年(1967年)に有限会社となり、昭和55年(1980年)に株式会社カワヅ薬品に改組した。昭和57年(1982年)には本部を現在の小岳市に移している。
昭和61年(1986年)から自社企画の商品の販売を始め、埼玉、群馬、福島など、栃木県の外へも出店を広げていった。平成8年(1996年)には調剤サービスを始め、同じころから売り場の大きな大型店の出店も進めた。平成14年(2002年)12月に証券取引所の市場第一部に上場した。
平成18年(2006年)には茨城県の薬局運営会社を、平成26年(2014年)には青森県の薬局運営会社をそれぞれ完全子会社とし、東北方面への足がかりとした。平成23〜24年(2011〜2012年)ごろには各地に物流センターを整え、令和5年(2023年)には栃本市に新しい物流拠点を開いて、関東の拠点を閉じるなど、物流の再編も行っている。令和4年(2022年)に、市場区分の見直しでプライム市場へ移った。同じ年には飲料の配送センターも開設した。
特徴
店舗の広さは600〜1,000坪ほどで、業界の平均といわれる150坪前後を大きく上回る。売り場には医薬品や化粧品のほか、日用品、インテリア雑貨、軽家電、一般食品などが並び、生鮮食品を除くほぼすべての生活用品がそろう。とくに食品は売り上げの約5割を占めるのが特色である。
店づくりは次の3本柱を軸にしている。
- ショートタイムショッピング:広い駐車場と見通しのよい売り場で、短い時間で買い物を終えられる。
- ワンストップショッピング:1つの店で日常の必需品をまとめて買える。
- エブリデイ・ロープライス:品質のよい商品を、日々納得できる低価格で出す。
また、大半の店で調剤薬局を併設し、処方箋を受け付けている。自社企画の商品も長く手がけている。
本部と店舗
本部は小岳市の郊外にある。店舗は国道沿いなどの郊外に多く、広い駐車場を備える。栃木県内のほか、茨城、群馬、埼玉、福島をはじめ東日本の各県に店がある。県央地域の雄鹿沢市にも、郊外の幹線道路沿いに大型の店舗が置かれ、日用品や食料品の買い物先として使われている。