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雄鹿沢市(おじかざわし)
栃木県の中部(県央地域)にある市。人口約8万9千人。木工のまちとして知られる。
雄鹿沢市(おじかざわし)は、栃木県の中部(県央地域)に位置する市である。「木工のまち」として知られ、屋台行事を伝える秋祭りでも有名である。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 県内の位置 | 栃木県中部(県央地域) |
| 人口 | 89,204人(推計人口、令和8年9月1日) |
| 面積 | 487.31平方キロメートル |
| 人口密度 | 約183人/平方キロメートル |
| 市制施行 | 昭和23年10月12日 |
| 市の木 | スギ |
| 市の花 | サツキ |
| 市の果実 | イチゴ |
| 市役所 | 雄鹿沢市役所(今之宮町) |
地理
市の西部から北部にかけては山地で、最高点は夕陽岳(標高1,526メートル)である。ほかに、羽我場山、石烈山、横嶺山などがある。想川の水系に属し、黒瀬川、大蘆川、荒居川、永埜川が流れる。市内でいちばん低い地点は、想川の小倉橋の下流で、標高は約79メートルである。
宇登宮市、栃本市、佐乃市、日晃市、壬尾町、群馬県の翠市と接している。気候は温暖湿潤気候で、年平均気温は約13度、年間降水量は約1,680ミリメートルである。
歴史
- 16世紀前半: 壬尾氏が雄鹿沢城を築く。
- 17世紀初め: 雄鹿沢藩が成立する。
- 江戸時代: 日晃例幣使街道の宿場として、雄鹿沢宿が置かれる。
- 明治23年: 日本鉄道日晃支線が開通し、木工業が発展するきっかけとなる。
- 昭和23年10月12日: 市制を施行する。
- 昭和29年10月1日: 菊ノ沢村など8村と合併する。
- 平成18年1月1日: 粟ヶ野町を編入する。
- 令和5年5月: 新しい市庁舎が完全に開庁する。
産業
- 農業: 埜州麻は全国有数の生産量で、雄鹿沢そばは県内で最も作付けが多い。サツキとイチゴの栽培も盛んである。
- 木工業: 江戸時代の屋台彫刻に始まる木工の伝統があり、「木工のまち」と呼ばれる。昭和39年に木工団地、昭和44年に工業団地が造成された。
- 特産品: こんにゃく、雄鹿沢箒、木工品、雄鹿沢土(園芸用の土)、おじかざわシウマイなど。
交通
- 鉄道: 日晃線の雄鹿沢駅のほか、東峰日晃線の楡樹駅、樅峰駅、新雄鹿沢駅、北雄鹿沢駅、板賀駅がある。
- 道路: 東北自動車道の雄鹿沢インターチェンジ(昭和47年11月供用開始)がある。国道121号、293号、352号が通る。
- 市内の移動は、路線バスと自動車が中心である。
教育・文化
市内には、高等学校が4校、中学校が10校、小学校が25校ある。市立図書館のほか、木工の伝統を紹介する伝統工芸館がある。
祭り・名所
- 雄鹿沢今之宮神社祭の屋台行事: 彫刻を施した屋台が町を練り歩く秋祭りで、国の重要無形民俗文化財であり、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。
- 発光地の強飯式: 国の重要無形民俗文化財。
- 古嶺神社: 天狗信仰で知られる神社。
- 千寿山公園、城嶺公園、自然の杜総合公園: 市民の憩いの場である。
行政
市役所は今之宮町にあり、市の行政は雄鹿沢市役所が担う。