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喫茶やまぶき(きっさやまぶき)
刈野市の住宅地にある小さな喫茶店。朝はモーニング、昼は甘めの味噌だれをかけた味噌カツ定食を出し、午後はコーヒーとデザートで一息つく場として親しまれている。
概要
喫茶やまぶきは、愛知県の刈野市にある小さな喫茶店である。昼は味噌カツ定食などを出し、朝はモーニング、午後はコーヒーと軽食を楽しめる。夏の暑い日も、仕事や用事の合間に立ち寄る近所の人でにぎわい、地元では「味噌カツのおいしい喫茶店」として知られている。店は夫婦を中心とした少人数で切り盛りされ、メニューは手書きの品書きにまとめられている。
所在地とアクセス
店は刈野市の住宅地の一角、幹線道路から一本入った通りに面している。大型の駐車場はないが、店の裏手に数台分の駐車スペースがあり、車で訪れる人が多い。最寄りの駅から歩いて10分ほどの距離で、通勤や買い物の途中に寄る人にも便利な場所にある。席数は20席ほどで、入口近くのカウンター席のほか、四人掛けのテーブル席が数卓ある。
沿革
店は昭和の終わりごろに開かれ、30年以上にわたって同じ場所で営業を続けている。開店当初は、飲み物とトーストを中心とした典型的な喫茶店だった。近くの工場や事務所で働く人から「しっかり食べられる昼ごはんがほしい」という声が寄せられたことをきっかけに、昼の定食を始めた。その後、味噌カツ定食が看板になり、いまでは昼どきの注文の大半を占める。内装は木目調の壁と赤みのある椅子を残し、昔ながらの喫茶店の雰囲気を保っている。
メニューと特徴
看板の味噌カツ定食は、厚めに揚げたロースカツに、甘みのある赤味噌ベースのたれをたっぷりかけたもので、付け合わせの千切りキャベツにも味噌が染みる。ごはん、味噌汁、小鉢、漬物がつき、値段は千円前後に抑えられている。ほかにもエビフライ定食、ミックスフライ定食、日替わりの定食があり、ごはんの量を増やす注文もできる。辛いものが苦手な人でも食べやすい甘めの味つけが好まれている。
飲み物は、ブレンドコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、ココア、クリームソーダなどがそろう。アイスコーヒーは400円台で、氷をたっぷり入れてグラスで出される。食後に一杯頼む客が多く、食事とセットにすると少し安くなる。午前中は、飲み物にトーストやゆで卵がつくモーニングを出し、小倉あんをのせたトーストも人気がある。
営業時間と利用のようす
営業は朝から夕方までで、昼の12時前後がもっとも混み合う。夜勤の前に食事をとる人、外回りの途中の会社員、近所の年配の客、昼休みの短い時間に訪れる工場の勤め人など、さまざまな人が集まる。混んでいる時間でも、注文を受けてから揚げるため少し待つが、待つ間に出る冷たいお茶と新聞や雑誌が楽しみの一つになっている。午後は静かになり、本を読んだり勉強したりして長居する人もいる。
地域とのかかわり
店は地元の祭りや町内の行事のときに、弁当やアイスコーヒーの注文を受けることがある。常連の客が多く、顔を合わせると世間話が始まる、まちの憩いの場である。近くには、自動車部品の大手メーカーである愛晶工業株式会社など大きな工場があり、昼どきには作業服姿の客も目立つ。夏の暑い時期には、冷房のきいた店内で涼を取る人も多く、味噌カツと冷たい飲み物の組み合わせは、この土地の夏の定番となっている。